戦う君よ、世界を愛せるか。

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外野から見た20年の重み〜V6【ラブセンpresents V6 LIVETOUR 2015-SINCE1995~FOREVER-】感想〜

 
ジャニーズ三大"楽しい"コンサートは「スマコン、Vコン、∞コン」
 
まだ嵐の人気が爆発するかしないかの頃だろうか。私の周りではそう言われていた。勿論一概には言えないし、楽しいの感じ方なんて人それぞれだ。事実、私にとっての三大はこうはならないだろう。
しかし、私の「死ぬまでに参加したいコンサート」の一つであったV6のコンサート。今回は20周年のアニバーサリー公演ということで、飛び込むならここしかないと思った。しかしFC入会は間に合わず、一般は瞬殺、譲チケットは血眼で探せど探せど見つからず、途方に暮れた。そして、これはもう代々木4日間立ちんぼするしかないなと覚悟を決めたところに、神からのお声掛けがあり、この度とても幸運なことに参加することが出来た。
 
そんな記念すべき初Vコンに参加した感想は是非とも残しておかなければと思ったので、忘れないうちに書き連ねたいと思う。
 
 
 
 
〜10/30セットリスト〜
 
Wait for You
Supernova
太陽の当たる場所
Can do! Can go!
SPOT LIGHT
グッデイ!!
HONEY BEAT
Honey(トニセン)
涙のアトが消える頃
GUILTY
キミノカケラ(カミセン)
Will
SP”Break The Wall”
「39 symphony」
 
〜第一楽章〜
Orange
IN THE WIND
愛なんだ
〜第二楽章〜
愛なんだ
WAになっておどろう
バリバリBUDDY!
〜第三楽章〜
ジャスミン
野性の花
GENERATION GAP
本気がいっぱい
Believe Your Smile
〜第四楽章〜
Over
愛のMelody
Darling
スピリット
〜第五楽章〜
君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか
Timeless
Sky’s The Limit
ROCK YOUR SOUL
〜最終楽章〜
出せない手紙
ありがとうのうた
Wait for You
~此処から~
〜EC1〜
MADE IN JAPAN
CHANGE THE WORLD
〜EC2〜
BEAT YOUR HEART
ミュージック・ライフ
 
 
 
 
 
OP、スモークに包まれバックライトでメンバーのシルエットが浮かび上がる。ベタだが、最高に興奮を盛り上げる登場だ。
 
初めて生で見るメンバーは、想像とあまり大差なかった。みんなテレビや雑誌で見る通り、かっこいい。素敵でダンディーながら若々しいおじさんたちだ。
 
しかし、岡田氏はゴツかった。
 
ジャニヲタの魂を否応なしに揺さぶる「Can do! Can go!」で、ちょうど目の前に岡田氏が止まって歌い踊ってくれた。もうこの時点でチケ代分回収したようなものだったが、それにしても、岡田氏、ものっそゴツい。流石に、そろそろジャニーズを生で見ても「思ってたよりちっちゃい」とか「思ってたよりかっこいい」とか思わなくなったが、久々に想像と違った。すげーゴツい。いや、顔はめちゃくちゃ美しいんだけどね。
 
そう、つまりは存在を確認できるほど近くまで来てくれる。V6程のキャリアがあるグループが、だ。
まず、個人的に田の字のステージ構成が久々だった。やはり最高の構成だと思った。メンバーそれぞれが自分のペースで周れる為か、本当によくファンの顔を見ている。ファンサ度合いは人によってまちまちだが、空間お手振りではなく、ちゃんとファンに向けて手を振っている。誰かさんとは大違いだ。
トロッコやフロートに慣れてしまった私からしてみれば、V6ご本人の御御足でわざわざ歩いてきて下さっているだけで最早十分なファンサだった。むしろその御御足を使わせてしまっていることに申し訳無さすら感じた。
 
そして田の字外周の醍醐味といえばメンバー同士の絡み。なのだが、
 
…あの、えっと、ちょっといちゃつきすぎじゃないですか?
 
V6の近すぎる距離は、かねがね噂には聞いていた。が、まさかここまでとは思っていなかった。肩を組むメンバーを私は何度目撃したことか。回数で言えば関ジャニ∞の三公演分、KinKiの数年分だ。(?)
肩を組むだけならまだいい。岡田氏は健ちゃんをお姫様抱っこし、健ちゃんは剛くんに後ろから抱きつき、博さんは岡田氏の頭を撫でながら外周を闊歩する。そして隙さえあれば互いが互いのケツを触る、叩く、揉む、つねる。
 
一体なんなんだ、V6。
 
あっちでイチャイチャこっちでイチャイチャ。マジで目ん玉が足りない。贅沢は言わないから、あと4ん玉だけほしいと思った。切実に。
 
もうこの時点で気付いていた。ああもうダメだと。泥沼だと。
 
 
そんなイチャイチャと打って変わって、キメる曲はめちゃくちゃかっこいい。
ダンスのキレは落ちてしまった、と本人たちは口々にそう言っていた。確かにプレゾン組Jr.のようなシャカリキキレッキレさはないかもしれない。しかし、出そうと思って出せるものではない大人の色気と落ち着き、何より20年という年月が生み出す抜群の呼吸感。
 
V6のダンスとはなんと魅力的なんだろう。
 
偶数であるが故、なかなかセンタートップを作れない。フォーメーションダンスにおいては欠点であるはずのそれを、V6は見事に活かす。それは間違いなく、カミセンとトニセンと云う絶対的三対三があってこそだろう。
 
 
しかし、踊らなくてもかっこいい。
外周やトロッコ曲はさて置き、棒立ち曲もあったが、V6のミディアムバラードは最っ高だ。良曲が多い。踊りのパフォーマンスや照明の演出がなくとも、歌と楽曲だけで成り立ってしまう。休憩している暇など与えてくれないのだ。
 
今回、正直知らない曲が4曲程あった。しかしそのどれもが、知らないからと興味が削がれたりすることなど全くなかった。それどころか、早く音源を入手しなければという使命感に駆られた。楽曲を魅せる能力がとても高いと思った。
 
 
ライティングも中々凝っていた。中でも気に入ったライティングは「Supernova」だ。たまらない。テレビでこの曲を見た後、すぐにアルバムを買いに行ったのを覚えている。かっこいいV6が凝縮された曲だ。特に間奏からのライティング。グリーンレーザーの円錐の中に一人ずつ佇むメンバーに薄い水色のスポットが当たる。これだけでなんとも綺麗だが、レーザーがダンスに合わせて動くのだ。「gotta gotta 〜」の剛くんから一人ずつ入ってくる部分は、入る前にレーザーの円錐がゲートのようにぶぅんと開く。なんてかっこいい演出だ。しかしそれだけでは終わらない。全員が入ってきた後、それぞれ一本に伸びたレーザーを掴むのだ。
 
…何言ってんだコイツと思っただろうか。いや、でも、掴むのだ。
正確には小型レーザーを仕込んでいるのだが、それがまるで光を掴み、そして振り回しているように見える。光一さんが【spiral】でやっていたアレだ。厨二心をくすぐる素晴らしい演出だ。
 
 
次に「SP」アレンジの楽曲。センターステージでガシガシ踊るこの曲の照明は、きっと今回仕込んだものをフル稼働させているだろう程の派手っぷり。とにかくレーザーをかましてムービングをスウィングしまくる。かっこよくないわけがない。間奏の一人ずつスポットが変わっていく部分もピッタリ動きとあっている。…この二曲だけで好みがバレそうだ。
今回のセンターステージをぐるっと一周するように仕込まれたミラー。確かKAT-TUNが使っていた(歌番組かな)やつだ。しかしそこからさらに進化していた。ミラーの自由度が格段に高くなっている気がする。それにより、センターステージから会場全体を目一杯使ったライティングが可能となっていた。そしてその中心で踊るV6。素敵すぎる空間にくらくらと目眩がした。
 
 
 
お待ちかねのMC。
予習のために買ったomgコン円盤にはMCが入っていなかったので、私にとっては未知の領域だった。
 
その実態は、おしゃべりおばさん(本人達談)イノッチと健ちゃんのただの無双だった。

詳しいレポはこちら

大所帯になると、どうしても喋る人と喋らない人が出てくる。これはどのGでも仕方ないことだ。が、なんかもうV6は開き直っていた。どうやらあまり喋らない人にわざわざ丁寧に話を振ることもあまりしないようだ。喋りたい人が喋りたい時に喋る。いっそ清々しい。

まあ、MCの流れというのは公演によって全く変わるものだ。わたしの入った公演がたまたまそうだっただけかもしれない。その実情を把握する為にも早く別の円盤を買わなければならない。
 
内容は流石といったところか、とても安定感があった。家でテレビを見ている感覚で楽しめた。そんな中にも見え隠れするメンバー同士の仲の良さ。ああもう本当に泥沼だ。生意気な健ちゃんが最高に可愛い。そんな健ちゃんに甘いトニセンが愛しい。熟年夫婦なまーくんと博さんの空気感がたまらない。カミセンになった途端にお兄ちゃんになる剛くんが愛しい。何より末っ子岡田氏がもう言葉にならない。
 
最後の挨拶で岡田氏は他メンバーのことを「素敵なお兄ちゃんたち」と言っていた。
 
これはダメだ、反則だ。参った。やはり私はどうしても最年少の呪縛から逃れられないようだ。
 
 
ラストスパート「39 symphony」では、怒涛のようにシングルを歌う。どれもこれも知っている。ひたすらにペンライトを振って楽しんだ。
 
そしてこの「39 symphony」間に様々な数字を使って、このV6というグループが今この6人で存在している奇跡を、そしてファンとV6が同じ時代を生き、出会った奇跡を語りかけてくる。グッとこないわけがない。
 
極め付けは、何かの特典だろうか?デビューして9ヶ月後にそれぞれが今の気持ちを綴った手紙を読んでいる映像が流れる。そして後ろで流れ始める「出せない手紙」
 
…堪えた。なんとか堪えた。
 
が、本人達が登場し歌い始めたところでもう堪えきれなかった。
 
元々「出せない手紙」は大好きな曲だった。それこそV6で一二を争うくらい好きだった。それを生で聴けた。もう思い残すことはない。
そして先程流れた映像だが、手紙を読んでいる場所が海辺だったのだ。それが歌詞の「僕らはずっと無邪気なまま この浜辺で キラキラ揺れる白い波を 追いかけてる」とリンクして涙腺を直撃した。
 
次の「UTAO-UTAO」でなんとか持ち直した、が、「ありがとうのうた」で再び泣いた。今度はボロボロ泣いてしまった。
 
「ありがとうと言わせて欲しい 例えば何年経っても」
 
V6からとも、ファンからともとれるフレーズ。個人的には最も20周年に相応しい、このコンサートに一番ぴったりな曲だと思った。
 
 
 
私は、20年応援してきた訳ではないどころか、ファンですらない。
 
そんな奴が何を軽率に、と思われるかもしれない。その通りだ、私もそう思っている。
V6が、ファンが、乗り越えてきたものを、岡田くんが最後に言っていた「色々あった」を、私は知らない。
知らないのだが、私も長らく、ひとつのグループを応援してきた身だ。V6とファンが歩んできた20年という月日に想いを馳せずにはいられなかった。
 
「色々あった」のだろう。20年という時間をリアルに歩んできた、その人それぞれにしかわからないことが。
けれど、それをひっくるめて、乗り越えて、今この場にいる人は、本人達も含めただただV6が好きでここに立っているんだと思った。
 
だって、とてもあたたかい空間だったから。
 
そんな場所に一瞬でも入れてもらえたことを、とても幸せに思う。
 
 
本当に素敵なコンサートだった。
V6もファンも、とても素敵な人たちだった。
 
出会ってはいたのだ。だから、もっと早くにコンサートに行きたかった、行くべきだった。
しかし、後悔したところで過去は戻ってはこない。私が見ることが出来るのはV6の「〜此処から〜」だ。
 
ファンと名乗れるほどついていくことは出来ないかもしれない。
けれどV6のこれからを、〜此処から〜を、隅っこの方からでも見守らせてほしい。
 
 
改めて、V6、20周年おめでとうございます。
 

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そして、あまりにも感傷に浸り過ぎて、最後の方が気持ち悪い文章になってしまったことは、どうか許してほしい。