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戦う君よ、世界を愛せるか。

飲めないのに酔っぱらっているDDがこちら

ハードルを跨いだら股間を打っていた話〜【関ジャニ∞の元気が出るCD!!】感想〜

 
私はジャニーズの音楽が好きだ。キラキラを振り撒き、かっこいいを美しいを最大限に引き出す楽曲が好きだ。
そしてバンドサウンドならポップなサブカル系よりも、ダウナーな鬱々しい楽曲が好きだ。
 
 
つまり結論から言うと、この【関ジャニ∞の元気が出るCD!!】は私の音楽的趣味には合わない。
 
 
だからなんだ。それがどうした。そんなことはアルバムタイトルが発表された時から覚悟の上だ。
 
私はジャニヲタ、趣味はジャニーズ。
 
関ジャニ∞が歌う関ジャニ∞の楽曲にこそ意義があるのだ。そこに私個人の好みなどいらない。重要なのは関ジャニ∞の楽曲か否か、ということなのだ。
 
…とまぁ、虚勢もほどほどに張ったところでさっさと本題に入ろう。
尚、以下の感想は、アルバムを何周かした後に、もう元気が出まくった状態で書いているので、言っていることが既に上記と支離滅裂な点は勘弁していただきたい。ついでに言うと、称賛のみを求めている人は進まずに引き返すことをおすすめする。
 
 
 

 
01.High Spirits
 
今作のOverture
関ジャニ∞5枚目のアルバム【8UPPERS】と同じく、一曲目がインスト(安田くん風に言うなら「曲も歌詞も入っていない曲」)である。
メンバーの演奏をがっつりオケに使うのは、2枚目のアルバム【F•T•O】に収録されている「ONE」以来だが、「ONE」はすばるBANDの演奏なので、全員では初と言っていいのではないだろうか。(「ズッコケ男道〜∞イッパツ録り編〜」はまた別枠)
技術に関しては、既に加工編集された演奏にやいのやいの言える程耳が肥えているわけではないのだが、普通に上手くなったと思う。オープニングといえど、プロのオケだらけの中に放り込んで違和感少なく聴けるというのは純粋にすごい。
メロディーは、オープニングというより、いつものバンドメドレー前のセッションという感じの方がしっくりくる。意外とコンサートの頭からは外してくるかもしれない。
しかし、すばさん主体で、バンド曲が多くなるであろうと予め分かっているファンなら違和感がないだろうが、そういった予備知識のない人にとって、この【関ジャニ∞の元気が出るCD!!】というタイトルでインスト始まりは、少し「?」な演出かもしれない。
 
 


 
02.勝手に仕上がれ
 
「High Spirits」から流れるように始まる二曲目。この繋ぎ目を曖昧にする手法はたまに使われるが、普段iPodではシャッフルが通常運転な私には微妙に辛い編集である。
失礼は百も承知で言うが、この「勝手に仕上がれ」を作ってくださったOKAMOTO'S本家の楽曲が個人的に守備範囲ではないので、あまり期待をしていなかった。が、二周目から格段に楽しくなってきた。
それぞれ個性的なAメロがとても良い。特によこくらパートの「日常とは違う異空間へようこそ」の耳当たりが抜群だ。
すばさんパートの「後ろのみんなもよく見えてるぜ」「あ、ごめん、ちょっとそれ言いすぎたわ(笑)」には、それ光一さんの専売特許!とツッコミたくなったが、そもそも光一さんは見えてるすら言ってくれない人だったと気付き、すぐ落ち着いた。
だが、このAメロが個性的なだけに、サビが少し弱く感じた。メロだけでなく単純に音量の問題も含めてである。コーラスに人員を割きすぎて主メロが弱い。というかサビに参加してない人もいるよね。本番は仕方ないにしろ、音源ではコーラス組も含め主メロに参加してもらってもよかったんじゃないだろうか。言わばアルバムの"一曲目"、もう少しガツンと感が欲しかったなぁという印象だ。
 
しかしまあなんとも、ライブ映えしそうな曲である。
随所に散りばめられた「HEY!」や「wow〜wow」は完璧に挟みたいし、サビ前の「1・2・3!」で思い切り跳びたい。ジャニヲタの第一武器ペンライトを投げ捨て、両の拳を突き上げたい衝動に駆られる。
何より「K! A! N! J! A!  N! I! E! I! G! H! T!」を早く言いたくて言いたくてたまらない。
嵐の「CARNIVAL NIGHT part2」すら危うい私には相当の訓練が必要だが、そこは気合いでどうにか頑張りたい。
 
 
 

 
03.がむしゃら行進曲
 
 


04.韻踏ィニティ
 
きたぞ!ついに!関ジャニ∞にも!

担降りソングが!!
 
 
「俺んとこ来いや」

「行かんといて」


「浮気お嬢さん!!!!」
 
 

それをメンバーであるすばさん本人が書いてるんだから、これはもう降りてくるしかないだろう。
関ジャニ∞が少し気になる人には担降り誘発ソングに、そして今現在担当のエイトではなく他の子が気になっている人には担降り防止ソングに聴こえるはずだ。ほらほらよそ見してる場合じゃないよ、うっわっきっお嬢ぉさーん!(ブーメラン)
 
と、それはさて置くとして。
正直、書き文字にした時のあからさまな言葉遊びは好みではないのだが、今回は耳当たりの良さに重きを置いてあまり気にしないことにした。
何より音作りがとても好みだ。同じ系統でパッと浮かぶのはHoney Worksの「竹取オーバーナイトセンセーション」だろうか。Gt.Ba.以外打ち込みのオケに、違和感承知で和楽器を突っ込む、個人的にすごく好きな音作りである。
そして今作の中で一番コンサートでの演出が楽しみな曲だ。一体どんな形で魅せてくれるのか。ちらりと「七人の剣客」が浮かんだのだが、いやはや正直想像がつかない。とても楽しみである。
 
 


 
05.バリンタン
 
アルバムというものは曲順も含めて一つの作品だと思っているクチなので、基本的に発売されるまでなるべく個々に聴くことは避けているのだが、この「バリンタン」は少年倶楽部プレミアムの番協に参加してしまったので、今作の中でいち早く聴く形となってしまった。
雑誌等で既に出ている情報なので書くが、メンバーがタンバリンを持って踊る曲だ。が、応援練習がまたかなりハードなものだった。テレビサイズまるまる踊らされたので、正直必死すぎて曲の第一印象なぞ覚えていない。本人達はぜひコンサートでみんなに踊って欲しい、一緒に踊りたいと言っていたらしい(ファミクラのお姉さん談)が、客席で踊るものではないと思うんだ。

この収録が終わって数日後くらいに、そう言えばこれ、作曲安田くん作詞村上さんだったのか、と気付いた。すごいよ、村上さん「韻踏ィニティ」よりも韻を踏んでるよ。
そしてナチュラルにアルバムに溶け込んでいる、おなじみ安田印のポップメロディー。
作曲をするジャニーズというのは何人かいる。その中でも安田くんのすごいところは、自分の色を殺して、徹底的にグループ用の作曲が出来るところだと思う。この「バリンタン」を含め「『って!!!!!!!』」「ゆ」は正直、表記がなければ、素人耳にはメンバーが作曲したなんて気付けない。特に「バリンタン」はエイトのシングルとして出されても違和感のないレベルだ。
安田くん含めジャニーズの作曲についてはまた改めてまとめたい程には言いたい事がありすぎるが、とにかくこの「バリンタン」に関しては「安田くんすごい」の言葉で締めたい。
 
 
 


06.強く 強く 強く
 

 
 
アルバムのラインナップが出た時、勝手にこの曲はアップテンポなダンスナンバーだと思い込んでいた。完全に博貴ちゃんの「Master key」に引っ張られていた。ので、出だしのピアノにびっくりした。さらに横山さんがソロで歌い出すからもっとびっくりした。これはコンサートでドキドキしながら見守る曲になりそうだ。
 
 

 

08.CloveR
 


09.ナイナイアイラブユー
 
ナイナイという言葉のせいで「一秒KISS」風を想像していた。が、実態は「ラッツ&スター」だった。
PUZZLEコンの「渇いた花」のように、白手袋+マイクスタンド、それに加えて是非真っ黒くろすけで披露していただきたい。
それにしても錦戸さんのんよんよ歌唱に拍車がかかっている。乾燥して上唇が歯茎にでも引っ付いていたのだろうか、といらぬ心配をしてしまった。
 
 
 


 
「ブリュレ」「ローリング・コースター」「モノグラム」「冬恋」…
 
田中秀典さんが携わった曲を羅列しただけで期待値は勝手に上がってしまう。そしてその期待通り、イントロのギターだけでテンションが振り切る。ああかっこいい。好きだ。たまらない。と、うっとりしているところに
 

不意打ちWA・SA・BI!!
 

本当に本当に申し訳ないが吹いた。「ハハハッ」と活字で笑ってしまった。
満場一致でかっこいい曲なのだ。揺るぎなくかっこいい曲なのだ。だからこそ「不意打ちWASABI」の破壊力たるや…
ああやめてくれ。「WASABI」の部分だけピンポイントでハモりを変えないでくれ。かっこよく「wannabe」「花火」と韻を踏まないでくれ。
その上、タイトル時点では「まさかなぁ…WASABIってあの薬味なわけないよなぁ…侘び寂びとかそういう感じでしょ?うんうんそうなんでしょ?」と能天気に構えていたのだが、「ツンと後引く」って
 

まんま薬味かーーーい!!
 

5周目くらいまでは笑わずに聴くことが出来なかった。間違いなくこの【関ジャニ∞の元気が出るCD!!】の中で一番私を元気にしてくれた曲だった。
馬鹿にしているつもりはない。この「WASABI」という一単語だけでここまでクセになるのだ。全て田中さんの手の平の上、思うツボだろう。

「ローリング・コースター」でも感じたが、田中さんの書く歌詞は、リアルなようでいて実に「よく作られた世界」だ。

今回の「WASABI」同様、タイトルだけでなく曲中にも出てくる"ブリュレ"という単語に関しては、とある言葉(とてもじゃないがここには書けない)の比喩だという結論が私の周りではあるのだが、そうなってくるとこの"WASABI"にも何か意味が隠されているのではないかと、考えずにはいられない。が、全く見当がつかない。お相手の子がツンデレなのか?ツンはともかく、あのワサビにデレなんてあるのか?そもそも私はワサビが嫌いなので、このまま答えに辿り着けない気がしている。
さあさあ、コンサートでどういう風に踊ってくれるんだろうなぁ。実に楽しみだ。(踊る以外の選択肢はない)
 
 


 
11.ナントカナルサ
 
アイドルが歌っているのに、たった一小節で「おぉ、KANA-BOON」となるのはすごい。
個人的には、インディーズ大阪時代の粗削り故の脆さがある楽曲が割と好きだったのだが、今そんな事を言うと鼻をつまんで足蹴にされそうなので、そっと引っ込むことにする。
バンド形態で披露するのならば、A2の村上さんパートのドラムを叩く大倉さんが非常に楽しみだ。H.H.の手数が多い部分は大好物だ。あと丸山さんのリズムの取り方は絶対に可愛い。(断言)
それにしても「ケ・セラ・セラ、イッツオーライ」のキャッチーさが尋常じゃないな。
 
 

 
12.前向きスクリーム!
 
13.言ったじゃないか
 
 
 
14.ふりむくわけにはいかないぜ
 
関ジャニ∞の柔軟さがすごいのか、提供者の色が強過ぎるのか。
「ふりむくわけにはいかないぜ」を含め今回の提供曲はすべて、提供元の"らしさ"の方が圧倒的に勝っているように思う。
ファンとしては、色々なパターンの関ジャニ∞が見られるという点では良いことなのかもしれない。何にせよ「関ジャム」が音楽的繋がりを生んだという証明になっただろうから有難いことだ。
 
 
 


15.元気が出るSONG
 
私は最初から最後までひとつの意図がある完成された楽曲が好きだ。
だからだろうか。メンバーが"作詞リレー"をした「All is well」や「ありがとう」そしてこの「元気が出るSONG」には今ひとつピンときていない。ファン失格、と石を投げられそうだが、まあそのまま感じたことなので仕方がない。
メンバーがファンの為に。ファンに喜んでもらう為に何をするべきかを考え、「歌に乗せて言葉を届けよう」と楽曲制作に至った。その事実だけで私は十分だ。
何より楽曲というものはそれ単体では完成しないものも多い。この曲がパフォーマンスを伴って初めて完成するのならば、コンサートで聴くのを楽しみに静かに待つことにする。
 
 
 


 
〜総括〜
 
冒頭でも明言した通り、この【関ジャニ∞の元気が出るCD!!】は私個人の音楽的趣味には合わない。
そもそも、タイトルから大方の期待値を決めるタイプなので、このアルバムに対する期待値は正直だいぶ低かった。
そしてアルバムを1周した後に、その期待が大きく裏切られることはなかった。
 
が、
 
とりあえずアルバムを聴いた後、初回盤ABの特典映像を見た。感想はキリがないので省くが、簡潔に言うならJr.の深夜番組かと思った、だ。その良し悪しや好き嫌いは人それぞれだろうが、少なくとも私は楽しんだ。途中から、どうしようもない程くだらなくて笑ったのだ。くだらないと連呼しながら、全力で一生懸命ふざける関ジャニ∞を見て呆れるくらいに笑った。
そうした後にもう一度アルバムを通して聴くと、1周目とだいぶ印象が変わっていた。

 
私は今回、期待値のハードルを低く低く設定した。最初はその低いハードルをギリギリ越えてきた、いや、最早跨いできたとさえ思った。しかし、彼らはそのハードルを跨ぐ際に股間を強打して、ハードルそっちのけで笑い転げて騒ぐのだ。そしてそんな彼らを見て、私も一緒になって笑い転げずにはいられなかった。口ではくだらないと言いながら。
 
蓋を開けたらそんなアルバムだった。
 
こんな書き方をすると不愉快になる人もいるかもしれない。
けれど私はこのアルバムを聴いて元気が出た。それがどんな方向であろうと、元気が出たことには間違いない。ならば【関ジャニ∞の元気が出るCD!!】として大成功ではないだろうか。
 
 
感じ方は人それぞれだ。人目につく以上、とんがった角は切り落とし、なるべく丁寧にヤスリがけで丸く丸くして、結果このような記事になったが、私が思ったことは大体こんな感じだ。
 
とにもかくにも、コンサートが非常に楽しみになる一枚に間違いはないだろう。
 

 

関ジャニ∞の元気が出るCD!!

関ジャニ∞の元気が出るCD!!