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戦う君よ、世界を愛せるか。

飲めないのに酔っぱらっているDDがこちら

銀テにまつわるエトセトラ〜争奪戦のコツ編〜

 
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「銀テープには色んな人生が見えますねぇ」
 
某本K一氏はかつて、セトリ一曲目で銀テをぶっ放し、それに群がるヲタクたちの醜い争いを遥か彼方天空(ステージ)の上から見降ろしながら、そう言って笑った…。
 
 
いまではジャニーズのコンサートに欠かせない銀テープの演出。
昔は銀一色金一色、たまにカラフルなテープが飛んでいたものだが、いわゆる「ロゴ」がつき始めたのは2008年辺りだと記憶している。
 
私は貧乏性だったので、ロゴ無し時代からせっせと集めては、ただのキラキラしたテープを部屋に飾ってホクホクしていたものだが、ロゴ無し銀テは公演が終わっても、割とそこらじゅうに散らばっていた。
 
それがたった一行、そのツアーのタイトルを書いただけで、あっと言う間に争いの火種になるのだから、ヲタクというのは悲しい生き物だ。
「銀テじゃなくて俺たちを見ろ!」と言うくらいなら、ロゴ無しに戻せばいいのになぁなんて思うが、ロゴのお陰で公演後の掃除効率が格段にアップしたのだから、スタッフさんがその選択肢を取ることはまずないだろう。(いつもお疲れ様です)
 
しかしまあ、銀テに関しては勿論悲しいことばかりではない。
記憶という、いつ消えるかも分からないポンコツ脳内HDDではなく、手元に残る素敵な思い出になるし、自力で取れた時の満足感は素晴らしいものだし、分けたり分けられたりのやりとりはほっこりさせてもくれる。
 
そんな小さな幸せが、全ての人に届けばどんなに世界は平和だろうかーーーー。
 
しかしそうはいかないのが、この非情なヲタクの世界。
「銀テ"争奪戦"」と呼ばれるそれは、そう、私達にとって「戦」同然なのだ。
 
………すみません、ちょっとカッコ良く言いたかっただけです、すみません。争いは良くないよ、うん。イクナイ。
 
 
 
では、本題。
 
 
【銀テキャッチのコツ】
 
コツというか、まぁそんな大層なものではないのだが「経験上、こうしたら取れる確率上がるかもよ」というちょっとしたアドバイスだと思っていただきたい。なので「言われた通りにしたけど取れなかった!」と投石するのはどうかご勘弁願う。
 
 
※アドバイスの前に注意点※
 
・あくまでも自分の席を移動しないことが前提です。席移動はマナー違反です。いくら銀テが欲しいからといって通路に飛び出すのは、上から見ていて非常に醜いです。くれぐれもマナーを守って下さい。
・必死になりすぎて周りが見えなくなる人が多いです。爪やペンライトは十分凶器になります。左右前後に小さい子がいる場合は特に気を付けて、理性を保って下さい。
・手に持った銀テを引っ張られると、簡単に皮膚が切れます。痛いです。もしも誰かと同時に同じ銀テを掴んでしまった場合は、潔く離すかすぐに「分けましょう!」と声を掛けるのが無難です。
・銀テ争奪戦後もコンサートは続きます。たとえ前の席の人の椅子の上に、無防備に銀テが置かれていたとしても、こっそり盗ったりしないでください。それはマナー以前に人として悲しいです。
 
 
マナーを守って楽しい銀テ争奪戦をしましょう!(?)
 
 
 
〜アリーナの場合〜
 
昔は、アリーナでもごく限られたブロックの人の所にのみ降り注いでいたイメージだが、最近は割とどこに入っても飛んでくる気がする。しかしあまりにもステージに近い席だと、キラキラと物凄いスピードで頭上を過ぎて行くのだから、その時の悲しさったらない。潔く諦めて、すぐ目の前にいるメンバーを目に焼き付けておくのが賢明だ。
 
勿論場所にもよるが、アリーナの場合、発射されてから地上に到達するまでの時間が比較的短い。この間なんて発射後1秒で顔にぶつかってきた(痛かった)ので、焦らぬよう、出来ればどのタイミングで銀テが飛ぶのか把握しておくのがベストだろう。(因みに関ジャニ∞の場合は「最高で最強の関ジャニ∞!」後に飛ぶことが多い)
 
発射後まず初めにするべきことは、空中を舞う無数の銀テの中から、自分の所に落ちて来そうなヤツを1本に絞り込みロックオンすることだ。重要なのは1本だけに狙いを定めること。くれぐれも他に目移りしてはならない。あれこれと手を伸ばそうとすると、結局距離感が掴めず、銀テも掴めない。二兎を追う者は一兎をも得ず。先人の言葉は偉大だ。
因みに、どうしても欲しい色がある場合は、多少遠くてもお目当ての色をロックオンするのも一つの手だろう。焦らなければ、意外と空中でも色の判別がつくものだ。
 
しかし、自分が最初に目を付けていたからと言って、必ずヤツを掴めるとは限らない。左右前後の人も同じヤツを狙っているかもしれない。いくら「それ私が狙ってたのに!」と言った所で、結局は手中に収めた者のモノ。バーゲンと同じだ。嗚呼、女の戦場はどうしてこうも無慈悲で殺伐としているのだろう。
 
だが、取れた者も取れなかった者も大切なのは次の行動だ。
ロックオンした1本が地上に到達した時点で、空中戦は捨てる。
これが銀テキャッチの最大のコツだと私は思う。私がチビなせいもあるだろうが経験上、空中で誰にも邪魔されず綺麗にキャッチ出来る確率は5割。よっぽど背が高かったり、狩りが得意だったりのアドバンテージがない限り、空中でキャッチ出来る銀テは、運が良くて2本だ。まあそれだけでも十分なのだが、ヲタクの収集癖というのは厄介なものだと、各々身を以て痛感していることだろう。
 
アリーナは場所にもよるが、結構大量に銀テが降ってくる。空中で誰かのモノになる銀テより、下に舞い落ちる"まだ誰のモノでもありません銀テ"の方が意外と多かったりするのだ。みんなが口を開けて両手を挙げている隙に、"まだ誰のモノでもありません銀テ"を掻っ攫ってしまうのがデキる井もr…デキるヲタクのやり方だ。
 
また「銀テは確実に飛んでくるだろうけど、争奪戦は怖いから無理!でも1本だけでもいいから欲しい!」そんな心優しき欲深ガールは、ハナから空中戦を捨てて、じっと下を向いて待っているのも手だ。
実際に一度、全く空中を見上げず、ぼけーっと待っていたことがある。その時は、数多の手をすり抜け床に落ちた銀テをいそいそと集め、綺麗な状態の銀テを3本獲得することが出来た。私はあの空中戦が好きなので、こんなことをしたのはたった一度きりだが、まあなんとも平和で確実的だったので、オススメである。
 
因みに、ブロック端の通路横の場合、ヲタクが踏み込めない柵の向こうの銀テを、係員さんがわっさーと集めて配りに来てくれることがある。スーツを身に纏った黒いサンタさんだ。ハッピーメリークリスマス!
しかもこの黒いサンタさん、結構な確率で、席移動して来た輩ではなく、本来の位置にいる人へと配ってくれる。やはりプレゼントは良い子で大人しく待っているのが一番だ。
が、このプレゼント。なにせ量が多い。こんなにあったとて、持って帰るのにも保管場所にも困ってしまうレベルの量だ。なので、黒いサンタさんからプレゼントを受け取った人は、是非とも隣近所にプレゼントをお裾分けしてあげてほしい。
 
 
 
〜スタンドの場合〜
 
以前はアリーナの特権であったような銀テも、近年は割とスタンドにも飛んでくるようになった。
銀テを飛ばす特攻筒は、メインステージの他、バクステや花道にも設置されており、スタンドに向けてセッティングされているものも少なくない。席に入った時点で筒がこっちを向いていて目が合ったのなら、期待をしてもいいだろう。
 
スタンドの場合、降ってくる銀テの数はアリーナほど多くはない。それは飛ばす数というより、距離のある場所から、より広範囲に向かって放たれるからだ。
なので、スタンドにおいては、ほぼ空中戦で勝負が決すると思っていた方がいい。
空中戦での戦い方は上で書いたものを参考にして頂きたい。何よりも標的を1本に絞ることが重要だ。
 
それに加え、スタンドではもう少しコツがある。まずは風だ。滞空時間が長い分、スタンドに飛んでくる銀テは風の影響を受けやすい。室内で風なんて…と思うかもしれないが、確実に頭上に放たれた銀テが、大群のまま隣のブロックまで流されてしまうことも、よくあることなのだ。なので、ロックオンしたヤツが流れていった場合は、すぐに別のヤツに乗り換える臨機応変さも必要だ。尻軽女上等である。
 
さらに可能であれば、周りを把握することもポイントだ。スタンドの場合、降ってくる2、3本の銀テに対し、手を伸ばす人間が5、6人という状況も珍しくない。
そうなった場合に①他に取れそうなヤツにシフトする②争奪戦に何としてでも勝つ③同時に触れた瞬間「分配」を提案する④怖いから諦める。自分がどの選択肢を選ぶのか、瞬時に判断出来ればおめでとう、君も銀テマスターだ。(?)
 
以上のことから、スタンドにおいては、瞬発力、判断力、そして臨機応変さが非常に大切になってくると思われる。
 
 
 
 
とまあ、長々と書いたが、どれもありふれた大してコツにもならないようなものだった気がしなくもない。
それもそのはず、私はそもそもアリーナよりスタンドが好きな人間なので、基本的に銀テ争奪戦は傍観者なことが多い。これだけ書いておいて今更過ぎるが、私は猛者ではなくモブだ。期待して読んで下さった方には申し訳なかった。
 
 
銀テに対する意識は人それぞれだ。
そんな後々ゴミにしかならないようなモノに必死になって馬鹿らしいと言う人もいるし、何としてでも手に入れたい人もいれば、取れればラッキーくらいの人もいる。
ヲタクの価値観は多種多様で、そこに口を挟むつもりはないが、銀テープはチケットの半券同様、形に残るコンサートの素敵な思い出だと私は思っている。
そんな思い出を増やす手助けに、少しでもなれたのなら幸いだ。
 
 
では、最後にもう一度。
マナーを守って楽しい銀テ争奪戦をしましょう!!
 
 
 
 
余談
 
〜争奪戦後〜
 
せっかく取れた銀テープ。
なるべくなら綺麗なまま自宅へと持ち帰りたいものだ。
手に持っているとついつい握り潰してしまうので、一旦椅子の上に…はオススメ出来ない。悲しいことに、後ろから手が伸びてきて、気が付いたらなくなっていた、なんてことになり兼ねない。(経験済)
じゃあ、カバンの上にふわっと置いておこう!…もオススメ出来ない。何故なら悲しいことに、横から手が伸びてきて、気が付いたらなくなっていた、なんてことにもなり兼ねない。(経験済)
なら、カバンの中にしまっちゃえ!…も残念ながらオススメ出来ない。銀テさんは繊細なので、まず確実にカバンの中の荷物によって折り目がついてしまう。あの子達は本当に傷付きやすいのだ。(経験済)
 
ほんだら、どうしろってか。
 
数々の試行錯誤の結果、私が導き出したのは「首にかける」だ。
これならまず手を伸ばされないし、折り目がつく危険性も少ない。安心だ。本文のコツよりもオススメしたい。
 
 
 
 
さて、これで本当に終わりである。
実は〜お持ち帰りから保管編〜も一緒にまとめるつもりだったのだが、思いの外長くなってしまったので、また次回とする。