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戦う君よ、世界を愛せるか。

飲めないのに酔っぱらっているDDがこちら

KinKi Kidsと云う場所〜【2015-2016 Concert KinKi Kids】レポ感想〜

現場感想 レポ KinKi Kids
 
※オンリー担について触れています。ご注意ください。
 

 
 
 
今年もやってきた冬のKinKiコン、東京ドーム12/31と1/1に参加してきました。
 
いやぁ、とにかく壮大だった。たった4公演の為に、ここまでのステージを創り上げるのか。その、夢の空間を作る為なら出し惜しみなどしない、採算度外視の豪華絢爛さこそ、まさにKinKi Kidsのコンサートである。でもやっぱりコレ、エイトの制作費完全に持ってかれてるでしょ。
 
 
所々掻い摘んで、つらつらと書きたい事を書いたら、レポより感想ばかりだし、二人よりステージングの感想が多くなってしまったので、可愛い二人を求める方は、少しサーフィンすればそこら中に溢れているので、そちらで補完していただきたい。
 
 
 
 
1/1セットリスト
 
01.夢を見れば傷つくこともある
02.ココロがあったんだ
03.やめないで,PURE
05.フラワー
06.もう君以外愛せない
07.情熱
09.僕の背中には羽がある
10.Misty
11.Kissから始まるミステリー
 
MC
 
14.Alright!
15.鼓動、千々に
17.SNOW!SNOW!SNOW!
18.愛のかたまり
19.硝子の少年
21.Secret code
22.99%LIBERTY
23.ちがう道、おなじ空。
 
EC
24.鍵のない箱
26.Anniversary
 
WEC

 

 
 
 
 
 
 
ステージ構成
 
ここのところエイトの超簡素ステージに見慣れていたので、高さのあるセットを見て少し慄いたものの、やっぱりドームのセットはこれでなくちゃなぁと。
それでも、セットはKinKiにしては割とシンプルな方だし、アリーナも珍しく普通だなという印象。うーん、KinKiに関しては感覚が麻痺してしまっているのかもしれない。
 
 
OP
 
まだ客電が消えないうちから、バックバンドの方達がゾロゾロとステージに現れる。バンド定位置にいるのはまだしも、ストリングスの方とかメインステにずらりと並ぶから、その段階で一体何が始まるんだと身構えた。
明かりが落ちると、ライティングショーが始まる。多くのジャニは、コンサートのOPといえば大抵映像を作って流すのだが、KinKiの場合は映像はオマケのようなもの。メインはライティングショーだ。そのLSも、今回は照明より音楽に力が入っていた。何十人ものプロバンドとストリングス、そしてジャニには珍しいコーラス隊がクラシック調のメロディーを奏でる。それが照明と相俟り、一瞬でドームは異空間へと変わる。まるで中世西洋の映画の中に迷い込んだのかと錯覚する程に、壮大なOPだ。開始数分でその世界観にどっぷりと酔いしれてしまう。
…落ち着いて聞いてほしい。散々うっとりしているが、この時点でまだKinKi Kidsは出てきてないんだぜ。
 
 
バック
 
今回はバックに一切Jr.が付いていないが、代わりにものすごい数のプロダンサーが登場した。いつも付いているプロダンサーやG-Rocketsに加え、あまり見ない方もいた。何がって、そのバックダンサーすら衣装が豪華なのがKinKiのステージの凄いところ。その辺のデビュー組の残念な衣装(察して)と変えてあげたいくらいだ。
 
 
 
03.やめないで,PURE
 
序盤で山場がきた。
アレンジを加えた、ダンスがっつりバージョンだったが、今回掘り下げたいのはそこではない。
 
まずモニターのエフェクトだ。サビに入ると、通常のように流れるLIVEの映像の上から、炎のエフェクトがかかっていた。が、そのクオリティは正直ものすごく安っぽかった(笑)
いや、シーン切り替えの、炎の爆発と燃え尽きていくエフェクトは中々にかっこよかった、が、サビの間映るエフェクトはもうちょっとやりようがあっただろう、という、AEにデフォルトで入っているような効果だった。
あと後半の何の曲か忘れたが、二人の白い衣装が光るエフェクトがかかったモニター演出もあった。あれも面白い挑戦だなぁと思ったが、いかんせん曲に合っていなかったのが残念なところだ。
 
そして特効。
かつて一曲でこんなにも火薬を使った曲があっただろうか、いや、無い。と反語になる程、特効豊富だった。
特効とはそもそも、セトリに並ぶ数ある曲の中から選び、かつ、その曲の中でもさらにタイミングを選ぶという、選び抜かれたキメに持ってくるものだ。それを序盤わずか三曲目の中で一体何度爆発させたのか。ど素人に「好きなだけ特効鳴らしていいよ」「わーーい!」と、特効ボタンを渡したのかと思った。凄まじかった。あれは一体どんな意図があったのだろう…。
おかげで、普通にiPodでやめピュアを聴いても満足できない身体になってしまったので、責任を取ってほしい。(訳:早く円盤化して下さい)
 
 
07.情熱
 
マーチングバンドを率いてのアレンジ情熱。今回の式典感を醸し出す一因になっている曲だ。
あの振り付けが好きなので、ダンスがなかったのは残念だが、剛さんの「相方に貰ったプラスチックトロンボーン自慢タイム」(思い込みが酷い)が挟まれるので、プラマイプラスだ。
最終日に至っては、まっっったく音が出なかったのだが、それを二人して笑い合うKinKi Kidsが尊すぎたので最早どうでもいい。
 
 
10.Misty
11.Kissから始まるミステリー
 
ムビステの上で、二人だけで踊るこの二曲の流れはとても良かった。
というか、バックを一切つけず、ステージの上には二人だけ、その状態でがっつり踊るというのが中々新鮮な気がした。流れるように立ち位置を替え、四方に向きを変え、しなやかに踊るその姿は本当に美しい。
kissミスの『君が欲しい』の指差しは、KinKiには珍しいアイドル振りで、指された方向の客席が都度沸くのが面白かった。あと、一回だけお互いを指したような気がしたのだが、あれは幻覚だったのだろうか…。
しかし、ムビステがいくらスケルトンであろうと、アリーナのお客さんがいる真上で停止して歌い踊るってのはどうなんだ…。(私達の界隈ではご褒美です)
 
 
 
やってまいりました。去年、剛さんの気まぐれペンラ講座により、数年を経てその地位を格段にあげたジェロマさん。
初めてKinKiコンに入った方は、普段静かで動かないことで有名なKinKiファンの突然変異にガチで引くと思う。でもこのペンラのうねる波が、どのGでも見たことがない動きで、とても綺麗なんだよなぁ。
「何休んでんだよぉ!」「もっと出し切れよぉ!」と客席を煽りまくり、歌そっちのけで全力でポイポイする光一さんと、ペンラを片手に時々オリジナルを挟みながらマイペースに花道を歩く剛さん。そんな剛さんのオリジナルに、瞬時に切り替えついていくファンはもう流石の一言だ。
というか、Mコンを知らなければ全くついて行けないのに「君達なら当然わかってるでしょ?」スタンスで何の説明もなく煽ってくるKinKi Kidsが自分達のファンのことを分かりすぎててツライ。
 
 
 
特に何かがあったわけじゃないけど、何度だって言おう。この曲本当に大好きです。
 
 
MC
 
この人たちのMCはなっがい上に内容がふわふわしているので、書き起こすのは諦めた。
とにかくお互いがお互いを大好きで、仲良しこよしなのはよーーーーーくわかった。私達は五万五千のモブと化すので、どうぞ心ゆくまでいちゃいちゃして下さい。(投)
 
 
 
リリースされたのが何年前か調べるのも恐ろしいが、曲前のインターに当時のMVの続きのような映像が流れる。
個人的にこの曲は、当時好きだった人とカラオケで一緒に歌った思い出深い曲で、映像のハッピーエンドと相俟って、独特のイントロで二人が天空に登場すると、なんだか泣きそうになってしまった。
あとこの光一さんの衣装が半端ない。黒いロング丈のコートに金の装飾。下にはリボンタイのシャツ。コスプレだ、完全にコスプレだ。顔が美しいジャニに片っ端から着せて回りたい。(つーか今の金髪自担に着せたい)
 
 
18.愛のかたまり
 
出だしは原曲、一番はMアルVer.、二番は原曲の上にダンス付きという、この上なく贅沢な愛かたのフルコースだった。
何年経っても何度聴いても、イントロで鳥肌が立つのはどうしたもんか。毎年のように歌ってるのに飽きないのって、本当に凄い。もう意味わかんない。(語彙力)
 
 
19.硝子の少年
21.Secret code
22.99%LIBERTY
 
改めて曲目並べると、流れがこれ以上ないってくらい王道だな。
 
 
 
ED
 
いやコンサートでエンディングって、と思うかもしれないが、KinKi Kidsの徹底された空間では本当にエンディングがあるんだから困る。
今回は二人が最後の曲で捌けた後、スクリーンにエンドロールが流れる。最初に「中世西洋の映画に迷い込んだよう」と言ったが、私達は本当にひとつの物語を観終わったのだと、OPで感じた事は、あながち錯覚ではなかったのだなぁと。
 
 
EC
 
何年か前に登場してからしばらくご無沙汰だった気球に乗って登場した二人。(このときの衣装が可愛い)
あの年は色々なGがこぞって気球を使っていたが、それ以来パタリと見なくなり、今年のエイトでも突然思い出したように現れたので、何か問題でもあってそれが解決したのか、或いは、いつもの事務所の気まぐれだろうか。
気球の目的は、距離の遠いスタンドのなるべく近くまで行くというファンサービスだが、剛さんは高所恐怖症の為あまり手を離せず表情は強張っているし、光一さんは光一さんで相変わらず手は振らないし、挙句二人揃って「あれ歌いにくい」と散々言いたい放題やりたい放題だ。
KinKi Kidsのコンサートは観るんじゃない、感じてください」「Feelですね、Feel 」と言う彼らにとっては、近くに行くことより、素敵なパフォーマンスをすることこそが、ファンサービスなのだろう。
 
 
 
 
 
〜総括〜
 
今回はアルバムツアーではない上、タイトルらしいタイトルもついていないコンサート。
一体どんな構成にしてくるんだろうとワクワクしていたが、実にシンプルな内容だった。(いや、演出は全然シンプルじゃなかったけどね)
 
KinKi Kidsのコンサートは、絶対に外さない定番曲こそ毎回あれど、基本的には一見さんお断りよろしく、深く深くより自分達のファンへ向けたセトリを組む印象が強い。
良くも悪くも、あの広いドームを毎年埋めているのは、私よりもずっと昔から二人を見てきている人たちばかりだ。
そして、その客席の年齢層を弄りながらも、その発言の節々から「今いるファンの大半は、もうずっと応援して来てくれている人達」と彼らがちゃんと認識しているのが感じ取れる。その認識に誤差がないのは「客席なんて見てません!!」と言いつつも、『演者として』ちゃんと観客の事を把握している、流石のプロフェッショナルぶりだ。
 
そんなKinKiが、今回はガチガチに定番曲だけで固めてきた。本人たちも「初めてKinKiを観る人でもわかる曲ばかりで、楽しめるんじゃないか」と言う程に。正直、ディープなファンには少し物足りない構成だったかもしれない。そこには一体どんな意図があったのか。
 
意外にもKinKiは、自分達がコンの構成に関わる割合が、他Gと比べて低い。各々ソロではあんなにも端から端まで全て自分達でする二人が、だ。
それはきっと、何よりも二人が「KinKi Kidsらしさ」を重んじているからではないだろうか。
根本的に言ってしまえば、二人揃えばそれだけでKinKi Kidsだ。けれど、世間が思う、ファンが思う、そして二人が思う「KinKiっぽい」を、彼らはとても大切にしているように感じる。
その「KinKiらしさ」はファンも本人達も、そしてスタッフすらも共通認識である程に揺るぎない。だからこそ、二人は自分達以外が作る「KinKiらしさ」にあまり口を出さないのではないかと思う。
 
 
最終日、剛さんが「光一派剛派」に言及した。
どっち派、というのはかなり濁した言い方で、要はKinKi Kidsの活動を望んでいない所謂オンリー担のことだ。
私は十数年と、KinKiファンとしてはそんなに長い訳ではない。今までKinKiファンとしてSNSをしたことがなかったので、仲間もいないし、正直KinKiファンの事情はサッパリだった。それが、TwitterでRTされた先を何気なく覗いた時に、そのオンリー担の事情を知った。恥ずかしながら、ここ一、二年のことだ。
…とてもショックだった。私自身、ソロに関しては光一さんの現場にしか行っていなかったが、それは個人の音楽的趣味なだけであって、KinKi Kidsを否定する人がいるなんて、この十数年間思いもしなかった。今思えば、なんと呑気な考えだったのだろう。
 
誰を応援するかは個人の自由だ。人間だから好き嫌いもある。嫌いなものを無理に好きになれとは言えない。
けれど、自分が大好きな人が大切にしている場所を、どうして悪く言う事が出来るんだろう。あのコンサートを見て、ステージ上であんなにも楽しそうに笑い合う二人を見て、どうして必要ない場所だなんて思えるんだろう。
私にはどうしても理解出来ない。しかし、理解出来ないからと言って否定する気はない。個人の考え方は自由だ。
 
だが、それが二人の活動を妨げているとなれば話は別だ。二人の耳にそれが届いてしまう程、それによって「何か」がなくなってしまう程、その声は大きなものだったのだ。
 
そして、本人達にそれを言わせてしまったことが、何よりもつらく、情けなかった。
 
思う分には自由だ。けれど、それを多くの人の目に触れる場所で喚き散らし、誰彼構わず傷付ける行動は許容できない。今回の件に限らず、私がSNS全般に思っていることだ。
 
そういう人達には何を言っても無駄だということは、それなりに長いヲタク人生で重々学んだ。ならばどうするか。
私達に出来ることは、すべきことは、そういった一部の人を非難し糾弾することではなく、そんな否定的な声を掻き消す程大きな声を届けることだ。
 
「私達には"KinKi Kids"が必要なんだ」と。
 
CDやDVDを買う。コンサートに足を運ぶ。お金がなくたって、番組やラジオにおたよりを出す。方法はいくらでもある。私達は声を大にして「KinKi Kids」を求めなければならない。KinKiファンは静かで大人しいから…なんて悠長なことを言っていられない、そんな所まで事は既に進んでいたのかもしれない。
 
KinKi Kidsは二人のうちどちらかが「やめる」と言いだせばそこで終わりだ。そして、どちらかがそれを言った時、きっとどちらもそれを止めはしないだろう。ファンもまた、きっと受け入れてしまうのだろう。
 
けれど、二人がKinKi Kidsとして在りたいと望むのならば、その場所を守りたいと願うのならば、
 
2016年、KinKi Kidsが届けてくれる少し早いAnniversary
 
私はそれに全力をもって応えたい。
 
 
 
大分話が逸れたが、とても素敵なコンサートでした。改めて、KinKi Kidsは私の原点であり、大好きな場所なんだなぁと。
 
最高の時間をありがとうございました。
そして、これからもこの素敵な時間がどうか続いていきますように。
夢のような空間の中で、そう願わずにはいられなかった。
 
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