戦う君よ、世界を愛せるか。

自己泥酔でふらふらなオタク

私の八月全て持ってけ泥棒ォ!〜関ジャニ∞【罪と夏】円盤感想〜

 
 
まぁな〜つの俺らは罪・罪・罪なのさ〜♪
 
 
と、冒頭で突然歌い出すくらいには浮かれポンチな椎名です、どうも。
 
 
さて、関ジャニ∞のニューシングル【罪と夏】がいよいよ発売されました。
 
前回の【侍唄】が去年の12月2日発売ということで、いやぁ空きましたね!
一時期は無意味に3カ月連続リリースしたり、出し過ぎてアルバムがシングルまみれになったりしたというのに、まったく少しはペースってモノを考えてほしいもんです。
 
なーんて文句を言いたい所ですが、そんなことどうでも良くなるくらいに今回の楽曲がお気に入りなもんで、本日はかなりのハイテンションでお送りしたいと思いまーす!!
 
すでにいつもと口調が違いますよね!いいです、細かい事は放っておきましょう!!なんてったって夏だし!!!(?)
 
 
 
 
1.罪と夏
 
すごく端的に言うと大好きです!!
 
ほんと、あの、こんなに発売が待ち遠しかったシングルはLIFE以来じゃないかってくらい、楽しみにしてました。(これは少なからず自分自身の心境の変化も関わっているとは思う)
 
 
ラジオで音源は聞かない派なので、初聴はエムステでした。
 
最初に見た聴いた感想は「ナンダコレ」
 
衣装も相俟ってがっちゃがっちゃしている映像と、そこそこハイテンポな楽曲を同時に喰らい、サビもメロディも歌詞も何もかも掴めず、リアルに口開けてポカーンとなりました。
 
ただ二周目から一気に好きになりましたね〜!
 
メロディ掴めてからは「うわ〜好きだ〜!」って、もう何回言うんだしつこいってくらいTwitterでも好き好き言ってました。
 
じわじわくるでもなく、かといって一発で好きになる訳でもなく、珍しいタイプだなぁという印象です。
 
 
…全然中身ないことしか言ってないですね。
 
 
えーっと、この【罪と夏】は、【前向きスクリーム】や【がむしゃら行進曲】その他諸々の系列ではなく、【ER】と同じカテゴリーに分類されてます、個人的に。
 
"楽曲そのもののかっこよさが、演出のがちゃがちゃに隠れ切れてないカテゴリー"です。
 
楽しい!盛り上がる!よりもかっこいい!が先にきましたね〜。
 
 
 
何と言っても言葉選び。
 
この音にこの文字がピッタリ乗っかっていて気持ちいい!という音触りの良さ的言葉選びが素晴らしいのは勿論なんですが、頭に残るという視点から見た言葉選びのセンスが尋常じゃない。
 
まず『水着ーナ』って何よ!?
初めて聞く単語、つまりは造語なワケだけども、パッと見で「あぁ水着のネーチャンか」と一発で意味が分かる上に、語感の良さがビンビンで、むしろなんで今までこの言葉なかったんだと不思議に思うくらい。
 
そしてすぐ後にくる『燃え燃えよ』
多分ラジオで先に聴いた人たちは頭の中で『萌え萌え♡よ』と変換していたんじゃないでしょうか。
『もえもえよ』と発音だけで聞けば如何ともし難い単語を『燃え』と表すことによって、あのO型トリオに『もえもえよ』と言わせる、合法ロリ的手腕には、惜しみない拍手を送りたい。あの三人に『もえもえよ』と歌わせてくれてありがとうございます。
 
あとサビの入りが『マジだぜ?』と『ダメだぜ?』は反則だと思います、最高です。
これはもう個人の趣味全開なんですけど、疑問ではない文にクエスチョンマークをつけるの、大好きです、よくやります。
それをサビのアタマで入れて最大限にかっこつけときながら、すぐあとに『くれないか?』とか『ヤダ!』とか入れちゃうのズルいと思いませんか。
この計算し尽くされた"計算じゃないギャップ"がサビだけにもギュッと詰まっていて、歌詞の構成力の高さにただただ脱帽です。
そして、それぞれすばちゃんと錦戸さんに割り振ってくるあたりほんと分かってる。
 
他にも『…て、おい!そこのメンズ!』とか『やんちゃユアボディ』とか挙げだしたらキリがないんで、ひとまず置いといて、この曲で外せないのが何と言っても
 
 
 
"今、君の八月の全てくれないか?"
 
 
 
このフレーズの秀逸さは群を抜いてますよね。
 
たまにあるんですよ、たったワンフレーズだけで頭殴られたような衝撃がくる歌詞って。(例えばこのブログのタイトルもその中のひとつ)
 
これはそのレベルのフレーズだと思いました。
 
 
真夏に敢行されるコンサートの(恐らく)メインテーマとなる曲にこのフレーズを持ってくるセンスの良さは、好きを超えて最早感動すら覚えます。
 
 
\私の八月の全てあげる!!/
 
\八月だけとは言わず全てあげるよ!!/
 
 
各所でそんな風な言葉を聞きましたが、いやぁ〜私達はまんまと作者とエイトの掌の上ですね!!あぁ転がされるのって気持ちいい!!
 
 
と、さっくり書くつもりがなんだか微妙に長くなってしまったので、あと一個だけ。
 
音源で聴くと、サビのドラムが歌番組で聴いた時のイメージと全然違って、そのかっこよさにただただ打ちひしがれました。たまんねぇ、たまんねぇよ…。
 
とにかく、いま楽曲投票があったらシングル部門でこの【罪と夏】に問答無用で全票突っ込むくらい大好きです、ワッショーイ!!!
 
 
 
2.バッキバキ体操 第一
 
クロニクルとのズブズブな関係コラボにより生まれた楽曲。
 
いまだにどんな気持ちで聴くのが正解なのか分からなくて、MVも含め真顔で見てるんですけど、なんなんでしょうね…?
恐らくは"シュールな笑い"なんでしょうが、人を選ぶやつだと思います。そもそも関東ローカルの番組企画をシングルに入れるのってどうなんだ。
 
歌詞はさて置き、曲自体はとても好きなんです。
EDM好きなんですよね〜。エイトさんたちの声って、ケロケロエフェクトと相性良い人多いと思うんです。だからこそ、もっとちゃんとした形で聴きたかったなぁと、どうしても思ってしまう。
 
あぁでも、歌詞の中の「駄目な部分」をことごとく丸山さんと大倉さんに割り振ってるところに、とてつもない悪意遊び心を感じます(笑)
ちょっと意識して聴いてみてください、きっとまるくら頑張れってなります。
 
もしリサイタルでやるなら、私達は一緒に体操すればいいのか、クラブノリになればいいのか、やはり結局分からなくて真顔になってしまいそうなので、とりあえずダイエットがてら体操覚えるところから始めたいと思います…。
 
 
 
3.噂のオトコマエイト!
 
ザ・関ジャニ∞!!っていう感じですね。
 
ストレートかつ少しヘンテコな歌詞と、単純だけどどこか懐かしくて泥臭いメロディーがまさに"関ジャニ∞"らしい。KJ2ら辺のエイトっぽい曲だなぁと。
 
個人の趣味的に好きな系統ではないのだけれど、関ジャニ∞長年聴いてたら最早常連さんかなレベルでこんにちはするので、するするりと耳に馴染むし、気付いたら頭の中で『おっとーこまえまえおっとっこっまえ〜い♪』って流れてるからちょっと悔しい。
 
そんなに難しくないし、ライブでするならバンド形式かな?
 
なんだかんだで
 
\ヨイショオ!!/ \ソレソレソレフォイ!!/
 
と合いの手打つのが、今からとても楽しみです。
 
 
 
4.The Light
 
トリ頭なもので、今回誰か二人で歌ってる曲があるという前情報なんて、スコーンと抜けておりまして。
 
イントロかかって「あ、歌い出しまるちゃんっぽいな」と思って、声聞いたらやっぱりでにやけてしまったんですけど、A2を安田くんが歌って、すぐあとのパートも続けざまに歌われた瞬間に「二人の曲がある」という重大な事実を思い出して、雷に打たれたようでした。
 
そして「なんかすごく聴いたことあるな、コレ。ごくごく最近聴いた気がするな、コレ」ともやもや考えてて、答えが分かった瞬間、雷に打たれたようでした。(二発目)
 
 
KinKi Kidsの"No More Tears"だ(嗚咽)
 
 
ねぇ、山田はどこまでコンビを極めるつもりなの…と、一人机に頭を打ち付けてしまいました。(痛かった)
 
 
と、言っても【No More Tears】は別に全然KinKiさんっぽくないんで、山田がKinKi Kidsを踏襲しているというワケではなく、ただ単純にすごく似てたからビックリしただけです。気になった方はシングル【鍵のない箱】のカップリングに入っているので聴いてみてくださいな!(ダイマ)
 
 
そこはさて置き、これは【噂のオトコマエイト!】と打って変わって関ジャニ∞らしさがカケラも感じられないですね!!
どっから借りてきたんだと言いたくなるくらい、ハジメマシテな曲です。いや、新曲だから勿論初めましてなんだけども。
 
とにかく爽やか。1に爽やか、2に爽やか。どこまでも爽やか。
この曲聴いてると、背中からぶああっと風が吹き抜けていくんですよね、いやほんと。
 
爽やか、山田、爽やか、山田で私の中では「自転車少年記」が過ぎって仕方ないです。草太と昇平が立派な大人になったんだなぁと…。
 
最初はハンドマイクでそのまま歌って、間奏の盛り上がりでガシガシ踊って、その後のサビで二人並んで真ん中の花道を風切って歩いてくる姿が目に浮かびました。
 
 
っていうか、リサイタルで披露するんですかね、これ?
 
そもそもなぜこのタイミングで、一曲だけユニ曲放り込んできたんでしょうか?
 
謎なユニットと言えばアルバム【F・T・O】の偏った収録という実績がありますけども、当時ならともかく、現在の"ユニット"という企画が確立されている所に突然おいでなすったら、そりゃあちょっと戸惑ってしまいます。
 
∞UPPERSのソロが二回に分かれていたように、今後シングルやアルバムに一組ずつ小出しにするつもりなのかなぁ。披露自体はリサイタルで全組やっちゃって。みたいな。
 
 
まあ別に、他ユニとか全然用意してなくて「ただの気まぐれで山田曲入れてみました☆てへっ☆」っていうオチだったとしても、素敵な曲が聴けたんで、オールオッケーなんですけどもね。
 
 
 
 
5.エイトエイター Oh!
 
これも、まるちゃん作詞曲があるって事前情報スコーン抜けてたんですけど、まさかこんな形になっているだなんて。
 
去年のリサイタル入場曲に歌詞をつけたものですが、今後のリサイタルでOPとして使うつもりなのかな。というか、本当に47回るつもりなんだろうか…。
 
 
あとこれもなんか既聴感あるなぁと思ったんですけど、アレですね。
 
「新し〜い朝が来た〜希望〜の朝〜だ」
 
っていう、ラジオ体操の前にある歌ですよね。妙にしっくりきました。
 
 
それにしても、ここまで照準を絞った曲をシングルに入れてくるなんて、関ジャニ∞ほんと容赦ねーな。
 
今回のリサイタル、有難いことにお誘いいただいて入れることになったんですが、私自身は全滅スタートだったので、今も入れないままこの曲を聴いていた未来を想像するとゾッとします…。いやほんとに…。
 
 
 
6.Do you agree?
 
これに限ったことではなく、未音源化曲が音源化した時あるあるなんですけど、どうしても物足りなくなってしまうんですよね。
 
関ジャニ∞が初めて関ジャニ∞としてもらった曲ということで、音源化に際して色々思う所もないわけじゃないですけど、やっぱり単純に嬉しいです。
 
あの頃は、五人が前で踊って大山田がバックバンドみたいな形という認識だったんですけど、それが10年以上の歳月を経て、今こうして全員がバンドとして演奏する【Do you agree?】は、感慨深いというか、うーん…上手い言葉が見つからないですね。
 
これはもう音源ではなくて、全員が演奏する姿を直に見てからでないと、どうこう言えないです。
 
 
 
〜総括〜
 
とにかくA面がドンピシャで、久々のシングルということもあり、とても楽しく聴くことが出来ました。
 
本当、ファンのワクワクを煽ることに関しては、彼らは天下一品だなぁ、と。
 
今年の夏が、これからの関ジャニ∞が、楽しみで仕方ないです。
 
 
私の八月全て捧げるから、持ってけ泥棒!!!
 
 
と、手放しで叫びたい所ですが、せっかく歌番組が沢山あるのに自担の髪型が謎なのがとても悔しいです。リサイタルまでに仕上げてきてくれないかなぁ〜。
 
 
以上、お粗末様でした。