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戦う君よ、世界を愛せるか。

飲めないのに酔っぱらっているDDがこちら

「剛くんだから観に行きたいけど高杉って誰ぞ?銀魂ってなんぞ?」な方向け【ジャニヲタによる高杉特化"銀魂"徹底ガイド】

 
さてさて、えらいことになりました。
 
銀魂の実写については「反対だけど、空知先生がそう言うなら…」と何とか自分の中で飲み込んだのだが、その後一時期、横山さんが桂小太郎役(確定は岡田将生)をするんじゃないかという噂が流れ「マジで勘弁してくれ。二次ヲタと三次ヲタの醜い叩き合いなんぞ見たくはない。頼むからジャニーズだけは出さないでくれ。」と心から祈ったものだが、まさかの角度から報せがやってきた。
 
 
 
 
(°Д°)!?!?!?
 
 
これもうぶっちゃけた正直な話、中身的にも外見的にも、剛さんは全く合わないと思う。(個人の感想)
 
が、あれほどジャニーズだけはやめてくれと思っていた私の心中は、思いの外穏やかだった。
 
それは、ドンピシャな配役ではなく、まして実写化の際に一番嫌われるジャニーズにも関わらず、案外銀魂ファンからの非難が少なかったことと、私自身が剛さんの演技に絶大なる信頼を置いているからなんだと思う。
 
 
 
なんだか、少しマイナスな入りになってしまったが、今はめちゃくちゃ公開を楽しみにしている。
 
と、同時に、KinKi担は明らかに銀魂を知らない層が圧倒的だということに気付き、せっかくの機会なので、銀魂をもっと広くもっと深く知ってもらいたい!!その方が観に行った時絶対楽しい!!と思い立ち、この記事を書いている次第である。
 
 
ちなみに私は、少年ジャンプ購読歴約七年、一番好きな作品は銀魂の、物心ついた頃からKinKiが好きな、ジャニヲタだ。(自己紹介)
 
そんな私が主観ゴリゴリで書いていこうと思う。
 
あと、がっつり原作ネタバレなんで、知りたくない方は、ここで引き返してくださいね。
 
 
 
 
 
 
銀魂とは?
 
銀魂」とは、週刊少年ジャンプにて2004年から現在まで連載されている少年漫画だ。
アニメ化は勿論、映画化も二度された人気作品で、単行本は既刊65巻、NARUTOBLEACHこち亀が終わった今のジャンプの中では、天下のONE PIECEの次に長く連載されている長寿作品である。
 
原作者である空知英秋先生は、銀魂のジャンルを「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表している。
これは本当に言い得て妙で、基本は一、二話完結のギャグなのだが、いわゆる"シリアス長篇"と呼ばれる数話に渡るパートでは、本格的なバトルを挟みながら、様々な人間模様を見事に描き切る。
今のジャンプ作家で人情モノを描かせたら、空知先生の右に出るものはいないだろうと私は思っている。
ちなみに、今回実写化されるであろうと予想されるエピソード"紅桜篇"も、このシリアス長篇のひとつである。(これについては後ほど詳しく)
 
銀魂というと、悪名として知っている方もいるかもしれない。
確かに、ギャグパートでは、過激な下ネタや際どいパロディを乱用し、よくPTAから苦情がくるほど。(某二位じゃダメなんですか議員さんをネタにした際に、放送禁止・DVDが修正の黒塗りだらけになったのはもはや伝説)
 
そんな作風から、苦手な人はとことん苦手な、読む人を選ぶ作品だ。
しかし、そんなやりすぎてしまう原作のハチャメチャぶりと、それを忠実に再現する頭のおかしい(褒め言葉)アニメスタッフ、コメントからも分かる通りな空知先生のキャラクターから「愛すべきバカたち」として、作中キャラだけでなく、制作陣もまるっと愛されている温かい作品でもある。
 
 

 
基本設定
 
舞台は架空の江戸。
 
20年程前、当時鎖国をしていた日本に、黒船ペリーではなく、宇宙船で天人が攻めてきた。(作中では宇宙人のことを天人と書いて『あまんと』と呼ぶ)
この天人の圧倒的な力に慄いた幕府は、あっさりと開国し、江戸幕府の実権は天人に握られてしまう。
 
そんな折、天人を自分達の国から追い出そうと各地で勃発したのが、侍・攘夷志士による攘夷戦争である。(銀時、桂、高杉はこの戦争の後期に参加し、その強さから伝説として語られている。)
 
今回剛さんが演じる「高杉晋助」をはじめ、銀魂のキャラクターは実在の歴史上人物の名前をもじっていることが多く、歴史設定も相手がアメリカでなく宇宙人なだけで、ざっくり史実に沿ったものとなっているので、割とすんなり入ってくるだろう。
 
この攘夷戦争は事実上、攘夷志士達の負けで終結を迎え、廃刀令にて刀を取り上げられた侍達は衰退、そして現在、天人と人間が共存する江戸が、物語の基本舞台となる。
 
時代自体は江戸時代なのだが、天人がもたらした技術によって、文明レベルは現実世界よりも進んでいる。普通に携帯電話を使うし、宇宙船が空を飛んでいるような世界設定だ。
 
そしてこの物語の主人公が小栗旬演じる「坂田銀時」だ。
 
江戸のかぶき町で万事屋といういわゆる「なんでも屋」を営む、万年金欠糖尿予備軍死んだ魚の目をしたこの「銀さん」を中心に、物語は展開していく。
 
 
本当は一人ずつ魅力を語っていきたいのだが、あまりにも長くなって、もうキリがないので、主要人物の説明は省かせてもらう。
そこら辺はwiki先生に頼って下さい…。
 
 
 


 
高杉晋助とは?
 
さて、本題。
 
今回、堂本剛さんが演じる高杉晋助について。
 
まずは、原作での高杉の立ち位置だが、ちゃんとした登場は原作第29訓。
 
銀時、桂とは幼馴染のようなもので、かつて攘夷戦争を共に戦った仲間だったが、ある事件をきっかけに袂を分かち、幕府転覆を企む過激テロリストとして、立場的に銀時の「敵」として登場する。
 
ちなみに、監督から「悪役」と言われているが、少年漫画によくある「紆余曲折あってそうなってしまったキャラ」なので、根っからの悪い奴ではない。
 
 
基本的にギャグパートには登場しないので、主要人物の中でも極端に出番が少ない。にも関わらず、過去4回開催された読者人気投票では「4位→4位→5位→4位」と、とんでもない高順位を獲得しており、言わずもがな、めちゃくちゃ人気があるキャラクターである。
 
女物の着流しをゆるく身につけ、片手に煙管、左目を包帯で覆っているという、格好だけでフックだらけな高杉は、その妖艶な笑みと存在感で、ファンからは「エロテロリスト」と呼ばれるほど色気のあるキャラクターだ。
 
その反面、片目を隠した風貌と「俺ァただ壊すだけだ、この腐った世界を」「俺の中で黒い獣がのたうち回っている」等々の台詞から「厨二キャラ」としての地位も確立している。ちなみに、ファンだけでなく原作でも銀時から「厨二」呼ばわりされているので、公式設定だと思っていてよい。(※ネタです)
 
 
また、すでに各所でいじられているが、身長170cmと、作中では低い方に分類される背丈から、チビネタを使われることも多い。(銀時にもよくいじられていた模様)
 
とまあ、いくら外側が高杉にネタを使えども、真面目なキャラクターでもギャグをぶっこまれる銀魂において、基本的にボケない希少な存在である。
(ただし、最近唐突に『ヤクルコ(ヤクルト)好き』という設定がついた)
 
 


 
生い立ちと主要人物との関係
 
これについては、実写化をされるであろうエピソード時点では判明していない過去もあるので、どうしようかと思ったのだが、高杉という人物を掘り下げる為に、最新話までのネタバレを含めて書くことにする。
 
 
幼少期
高杉は由緒正しき武家の出身で、それに見合った名門私塾(学校的なやつ)に通っていたが、地位にばかり拘る家族や周囲と合わず、衝突を繰り返していた。
そんな中、吉田松陽(役者不明)とその弟子、坂田銀時と出会い、「侍とはなんたるか」を諭してくれた松陽を「先生」と呼び慕うようになる。
そして、同じ私塾に通っていた桂と共に、松陽の私塾「松下村塾」に入門、銀時らとその幼少期を過ごす。
 
松下村塾で過ごす日々は高杉にとって幸せなものだったが、それも長くは続かなかった。
 
天人襲来により腐敗した幕府は、理不尽な理由で松下村塾を制圧し、松陽先生は幕府に囚われの身となってしまう。
 
先生を取り戻さんと、高杉・銀時・桂は攘夷志士として攘夷戦争に参加する。
 
しかし、先生を目の前に、高杉と桂までもが捕まってしまう。
 
天人は銀時に、高杉と桂「仲間」と「師」である松陽、いずれかを助ける代わりに、いずれかの首を斬るように迫る。
 
「頼むからやめてくれ」
自分よりも何よりも大切な師を失いたくない高杉の悲痛な叫びを背に受けながら、銀時は「みんなを、仲間を頼みます」という松陽との約束を守る為、自ら師である松陽の首をはねる。
 
それに激昂した高杉だったが、敵の凶刃に襲われ、左目の光を失ってしまう。
皮肉にも、高杉の左目が最後に映したのは、静かに涙を流す銀時の姿だった。
 
 
その後、高杉は松陽先生を奪った幕府を許せず、世界を相手に復讐するため過激攘夷志士に、銀時は万事屋に、銀時と再会した桂は穏健派攘夷志士として、それぞれの道を歩むこととなる。
 
 
尚、高杉は松陽先生ではなく自分を助けた銀時のことを恨んではいるが、銀時に「逆の立場でもお前は同じことをしていた」と言われているように、黒い感情で銀時を憎んでいるわけではなく、本当に斬るべき仇は「自分自身である」と思っており、「俺はお前で、お前は俺」と銀時も同様に互いを斬るべき仇としている。
(ただし、これは紅桜篇からかなり後のエピソードである)
 
 



 
紅桜篇について
 
今回の実写化にあたっては、発表されたキャストから予想するに、完全オリジナルではなく、原作エピソード"紅桜篇"を主軸とした脚本になると思われる。(ただ、ムロツヨシ演じる平賀源外はこの話に登場しないので、どうなるかはわからない。)
 
この"紅桜篇"は、原作初期のシリアス長篇で、その完成度と村塾(銀時、高杉、桂の総称)が関わるということで、作中でも人気が高いエピソードである。
 
通常通りアニメ化もされた後、劇場版第一弾の為に再編され『新訳紅桜篇』として2010年に公開された。
 
出番が多いのは、銀時をはじめとする万事屋の新八(菅田将暉)と神楽(橋本環奈)、桂と相棒(?)のエリザベス(剛さんがやりたかった白いバケモノ)、さらにこのエピソードの中心となる鉄矢(安田顕)と妹の鉄子(早見あかり)、人斬り似蔵(新井浩文)あたりだ。
 
高杉は敵の黒幕的ポジションなので、めちゃくちゃ出番が多いというわけではない。
 
その上、原作の紅桜篇では、高杉が三味線を弾く描写はなく、殺陣らしい殺陣もない。(一刀両断を二回する程度)
 
が、そこは出番が少なくても人気投票上位たる所以、おいしいシーンはふんだんに盛り込まれているので、十分に期待してもいいと思う。
 
あらすじから結末までは、ここに書くより見てもらった方が早いと思うので、後述を参考にしていただきたい。
 
 



漫画、アニメで予習しよう!
 
ここまで色々と書き連ねてきたが、結局は本家を直接見るのが手っ取り早い!
 
というわけで、実写版を観に行くにあたって予習したいけれど、何から手をつけていいか分からない方の為に、オススメを並べてみたいと思う。
 
 

「紅桜篇」
 
今回実写化されるであろうエピソードは、是非ともおさえておきたいところ。
 
紅桜篇をまるっと簡潔に観るには、映画が一番わかりやすいだろう。
 
原作漫画は「第11巻〜12巻」に収録されている「第89訓〜第97訓」が該当箇所である。
 
銀魂-ぎんたま- 11 (ジャンプ・コミックス)

銀魂-ぎんたま- 11 (ジャンプ・コミックス)

 

銀魂-ぎんたま- 12 (ジャンプ・コミックス)

銀魂-ぎんたま- 12 (ジャンプ・コミックス)

 
 
アニメでは「第58話〜第61話」までとなっている。
 
 


 
見るといいかも高杉関連出演回
 
 
原作第4巻「第29訓〜第31訓」
アニメ「第17話」
 
高杉のちゃんとした初登場回。
銀時、桂との再会が描かれている。
 
 
 
原作第19巻、第20巻「第158訓〜第169訓」
アニメ「第101話〜第105話」
 
真選組動乱篇」
その名の通り、真選組を中心としたお話。
高杉の出番自体はそこまでないが、三味線を弾きながら「俺の歌にはノれねーか」と言う姿が見られる。単純にエピソードとしても面白く、人気が高い。
 
 

原作第36巻「第310訓〜第311訓」
アニメ「第215話」
 
神楽の兄、神威の絡むエピソード。
初めて高杉の戦闘がちゃんと描かれており、彼が総督を務める鬼兵隊の武市変平太(佐藤二朗)、来島また子(菜々緒)の描写も多い。
 

 
原作第56巻〜第58巻「第502訓〜第524訓」
アニメ「第300話〜第307話」
 
「将軍暗殺篇」
高杉vs銀時の因縁に、ついに終止符が打たれる。
松陽先生の死の真相、高杉の過去が描かれる、高杉という人間を知る上で、極めて重要なエピソードである。(※ただしめっちゃ重い)
 
 
 
 
 
 
と、いうわけで、どうにか銀魂のことを知ってもらいたいとここまで書き綴ってきたが、どうにも上手くまとめることが出来なかった…。
 
それはひとえに私の力不足であり、あの、銀魂という作品自体は本当に素敵な作品なんです…。
 
 
まあそれでも、いままで銀魂を全く知らなかった方達に、少し、ほんの少しでも興味を持っていただければ幸いです。
 

 
剛さん目当てで観に行った方が「銀魂って面白いね」と思ってくれれば、銀魂ファンが「剛くんって素敵だね」と思ってくれれば、両方とも大好きな人間からすると、これ以上嬉しいことはないので、銀魂の実写化がそういった形で成功することを心から願っております。
 
 
 
最後に、
 
剛さん出演の噂が上がった時に「エリザベスなんじゃない!?」とざわついたファンと
公式に「エリザベスやりたかった…」とコメントする剛さんは、本当によく出来た関係性だと思いました。
 

アレ?作文?