戦う君よ、世界を愛せるか。

自己泥酔でふらふらなオタク

WESTのライブが最高だって話をきいてくれ〜【ジャニーズWEST LIVE TOUR 2018 WESTival】感想~


1/3横浜アリーナからスタートしたライブツアー【WESTival】
昨日5/20の北海きたえーるをもって、全34公演のツアー、その幕を閉じた。

昨年の【なうぇすと】も5月までのツアーだったが、私個人は2月が最終公演で、初日からオーラスまでがっつり見届けられたツアーは今回の【WESTival】が初めてとなった。

ジャニーズにしては比較的長いスパンのツアー。その最後を迎えた今、どうしようもないくらいジャニーズWESTへの愛が溢れて仕方がないので、それをぶつける場所として、いまこの日記を書いている次第である。

それでは、まずセトリ順に振り返っていきたい。




1.おーさか☆愛・EYE・哀

予想外の一曲目だった。意表を突かれたファンも多いのではないだろうか。個人的には『Baby Good!!!』が良かったが、昨年のパリマニ始まりがあったからまずないだろう、次点で『浪速看板息子(略)』辺りかなぁと思っていた。

メンステセットのミラーボールが口を開けると、カラーバブリースーツのキラキラ豪華版で、それぞれ薔薇を咥えポーズを決めたジャニーズWESTが登場する。

ツアーの途中から、最初の一人ずつ「おーさか!」と言っていく場所を自分の名前にアレンジしたのも良かったし、後半の「おーさか!」は客席に言わせることで、オープニングから声を出させる仕様にし、会場のボルテージを上げるのに一役買っていたように思う。


2.浪速看板息子〜なめたらあかん〜

アルバムの時から大好きだった一曲。
冒頭ツインの台詞の時に、残りのメンバーが腰を回していて、その淳太くんの妖艶な回し方と、隣で顎下に手をやり(たまに腰)、ぎこちなくハニカミながら腰を回す重岡くんが対照的で好きすぎて、結局最後までツインを見られなかった、無念。

そして個人的WESTivalで毎回一番楽しみにしていたパート、照史くんの「ちょいとお時間いただきやす」
このがなりの効いた見栄の切り方が最高にかっこよくて毎度毎度ノックアウトされていた。

振りもすぐ覚えられる簡単なもので、オーラスともなれば客席はほぼ踊れていて流石だった。


3.ズンドコ パラダイス

バクステから方々に散り、外周を駆けながら会場全体を盛り上げていく、序盤のWESTのテッパンである。たまにテンション上がった重岡くんがホームラン打ったりパワー出したり(?)していて、それでさらにこちらもテンションが上がっていく相乗効果だった。


〈挨拶〉

冒頭の挨拶、流星くんが途中からご当地C&Rを入れてきたのが印象に残っている。特に最後の方は客席に\んー!/しか言わせない単語で、悪戯っ子のように笑いつつ「可愛い♡」と褒めてくれてた流星くんだが、そんな君が一番可愛かったで…。


4.Parade!!

照史くんの合図で音楽が鳴り始め、ステージに登場した淳太くん以外のメンバーが、ポッケから取り出した小箱を各々様々な表情で見つめる。ここでモニターに抜かれたメンバーが、最後のプロポーズ担当だ。

そうしていると、水色地に白い水玉模様の傘を七本もった淳太くんが下手から登場。にこにこしながら、時間が止まったメンバーへ傘をかけていく。そして淳太くんの「Let’s start it!」で再び時が動き始める。この時のそれぞれの演技がとても好きだった、特に小瀧くん。

曲中は傘を持って踊り、縦花をスキップしながらメンステへと一列で向かう姿がとても可愛らしい。

最後はポッケから再び小箱を取り出しパカっと開けると、中からぴょこんとお花が飛び出す。公演ごとにローテで一人にピンスポがあたり、プロポーズ。それぞれ個性の出るプロポーズを見せてくれたが「SexyRose」「好きなんだよ、マジで」と、自分の番全てに中島健人くんを引っ張り出してきた親友の重岡くんには、もう笑うしかなかった。


5.プリンシパルの君へ

『Parade!!』からこの『プリンシパルの君へ』の流れが、今回一番綺麗で美しい、WESTらしいセトリの組み方だと思った。
時計とオルゴールの音から小瀧くんが歌い出すと、毎回客席から大きな歓声が上がっていた。きっとみんなセトリはだいたい知っているはずなのに、それはツアー中盤でもオーラスでも変わらずの歓声で、純粋にすごいと思った。

この曲をキラキラ楽しそうに歌い踊るWESTはまさにアイドルで、転調後にスモークの入ったシャボン玉がステージに舞う演出も素敵で、曲のキラキラと壮大感と相俟り、なんとも言えない多幸感に包まれた一曲で、私はここで毎回涙腺を刺激されツーンとなっていた。


6.SHE IS MY…

暗転しジャケットを羽織ると、先ほどのキラキラから一転、ギラギラの一曲が始まる。最初はこの流れに驚かされたものだ。

この曲は本当にダンスが好きで、特に淳太くんの表現が好きで好きで、ほぼほぼ淳太くんしか見ていなかった。
最初の絶対高カロリーのビスケットを我慢せずにリスク込みで食べちゃってる感じとか、「ジェットコースターよりドープ」で下までダウンするとことか、「ほっぺにキス〜」で顔を覆いながらゆっくり下がっていくとことか、「言いかけてた台詞が出ない」で口を両手で覆ちゃうとことか、「止めてみろよこのキスを」の右手を前に出す時の頭ぐりんてする感じとか、「綺麗なステップじゃなくても」の右足のステップがちょっと変なとことか、「こっちこいよ」の人差し指の回し方が妖艶なとことか、「すぐに破るぜ」の両手広げて足クロスで下がっていくところのヴァンパイアみたいな優雅さとか、ソロの「パーリーは終わらない僕はここにいる」カウントの取り方が最高にカッコいいとことか。
あげればキリがないほどに、とにかくシズマイの淳太くんの表現全てが大好きだった。ほんと好きだった。淳太くん担、みんなシズマイ好きだったよね?そうだよね?


7.何万回だって「君が好き」

またまた一転、今度はWESTival唯一と言ってもいいバラードをここで挟んできた。セトリがジェットコースターよりもドープだよ。感情が追いつかないよ。

夕焼けのように優しいアンバーの照明に染まるセンステでしっとり歌い上げるこの曲、途中から淳太くんが、ポッケに手を突っ込んでかっこつけて世界観作ってたのがどうしようもなく愛おしかった。「言葉にできないまま」で苦しそうに喉元に手をやるとことか、「この手だけは離さない」で下ろしてる右手をゆっくり握るとことか、他の人のパートもマイクなしでパクパク歌っちゃってるとことか、世界観に入り込む淳太くんが本当に好き。

あとこの曲は濵田さんもとてもよかった。濵田さんも比較的他パートパクパクしてたし、落ちサビの「そばにそばに君がいれば」のアレンジも、それを歌う時両手でマイクを挟み込み感情爆発させて歌うとことか、総じてバラードの濵田さんはとても素敵だなぁと思った。


〈執事コント〉

映像を挟み、アルバム【WESTival】の特典映像忍者コントのキャラ設定での執事コント。

何度か入ると、キッカケ台詞と定型を把握出来るが、回数を増すごとにどんどんアドリブの自由度が高くなり、本人達もそれはそれは楽しそうにやるので、毎回とても笑わせてもらった。と、同時に自由にボケ倒すメンバーを一人で捌いていく淳太くんは大変そうだったが、流石だった。
とくに冒頭のアホ執事こと重岡くんの登場シーンは、心の赴くまま誰にも邪魔されず淳太くんに構ってもらえるからか、誰よりもアドリブが多く、毎度毎度かならずしげじゅんを摂取できる、しげじゅん厨には最高のひと時であった。

そしてその流れでミニゲームコーナーが始まる。
横浜ではバレーボールリレーだけだったが、途中からだるまさんがころんだが加わり(一度だけ大縄飛びもあった)、公演ごとにランダムだったが、どちらのゲームか分かった時の客席の反応が露骨で笑った。後半ともなると、ゲームの分岐点で、だるまさんがころんだのキッカケ台詞である重岡くんが喋り始めた途端、客席が喜んでいたから、素直なファン達にさらに笑う。
いっそのこと全部だるまさんがころんだにすればよかったのに、と思わないこともないが、まあ諸々配慮した結果だよね、うん、わかるよ。

ところで、コントで淳太くんが「エネルギーが『もう1%』しかない!!」と言う台詞があるのだが、初日は絶対ここから『もう1%』が始まると思ったのに、なくてずっこけたし、でもその後もここの台詞はわざとらしいくらいにずっと「もう1%」を強調して言ってて、なに?淳太くんミスリードでもしようとしてんの?と思って、結局謎のまま終わったから真意を教えてください、淳太くん。


〈スローモーションフェスティバル〉

事前に撮った映像でお着替えタイム(言うな)
全公演違うわけではなく、途中から2周目に入っていた。とりあえず、この映像の中の淳太くんが履いてるダメージジーンズの左膝が破け過ぎてて、座るたびにお膝全開だったの、とても良かった。


8.僕ら今日も生きている

例の「奴柄」衣装で登場。淳太くんが被ってた黒猫帽子、札幌は二日間ともなかったけど、あれどこいったんだろう?


9.もう1%

曲前の煽りは濵田さんの担当だったようだが、曲振り噛んだり、イントロをただ口で言うだけだったり、円陣組んだり、そしてだいたいグダッて照史くんに突っ込まれる、のくだりがほっこりで好きだった。

この曲では、最近ジャニーズでは見なくなったクレーンが使われていた。少しでも客席の近くに、と、どうやら小瀧くんの発案だったようだが、スタンド最後列でもファンサを貰えるほどその距離は近く、久々にクレーンを体験したが、なるほどいいもんだなぁと。小瀧くん、大成功だったと思うよ、ありがとうね。


10.OH LA LA

引き続きクレーンを使いつつ、タオルを使って会場を盛り上げる。…特筆することはあまりなかったかな。


11.ドラゴンドッグ

この曲めっちゃかっこよくてめっちゃ大好きなのに、奴柄衣装の布が多いせいで身体の動きがよく見えなかったの、ほんっっとに残念だと思う!!!歌番組の黒スキニーか最高すぎただけに!!!余計に思ってしまうよ!!!


〈MC〉

横アリでは関ジュがついていなかった関係で、次曲のきりしげが先にハケ、残りのメンバーでプリンシパルと卒業バカメンタリーの予告映像をセンステで見ていた…というのを書きながら思い出したが、遠い昔の別のツアーのことのように思えるな…。
関ジュがついてくれてからは、MCの次にJr.コーナーとなっていた。

この直前までの流れが「コント→座る」「僕ら〜→立つ」「MC→座る」と忙しなく、若干流れがブツ切りのようになっていたが、途中から淳太くんが「立ったり座ったりごめんな」と毎回言うようになっていたので、ほんと彼はよく分かってるなぁと思った。


12.乗り越しラブストーリー(桐山・重岡)

この曲は、以前はてブロにブワーしたくらい、世界観がほんとに大好きだ。

ライブでは、重岡くんがピアノ、照史くんが三線を弾き語る演出となった。
WESTivalのユニ分けについて、最初に語ってくれたところでは「楽器のやりたい二人が組んだ」と言っていたのに、その後のラジオでも雑誌でも、重岡くんの作詞には触れど、楽器をするなんて一切語らず、一度だけ地方のラジオで重岡くんが「ライブで化ける曲だと思う」と言っていたのが、ツアーが始まり、こういうことだったのか、と。ほんとにまんまと、してやられた。

沖縄が大好きな照史くんは「三線を買った」ということを以前にも話していたし、まあ言ったら多少想定内かもしれなかったが、重岡くんのピアノには度肝を抜かれた。
本人曰く独学で、以前からコッソリ練習はしていたようだが、それにしても、暗譜して、右足ペダル、左足は常にリズムを刻み、ほぼ手元を見ることなく、時に椅子から立ち上がり、感情のまま弾く重岡くんには本当に震えた。この人は本当にどこまでもアイドルだ、と。

そんな感情爆発の重岡くんと、楽しそうにアイコンタクトをとったり、突然止まる重岡くんの伴奏にあたふたしたりするものの、終始穏やかに三線を弾く照史くんの表情がどこまでも優しくて、一公演一公演、全てその時だけの、まさにライブの醍醐味を魅せてくれたユニット曲だった。これがもう見られないなんて寂しすぎるよ…


13.GOD DAMN(濵田・神山)

「お前とガッツリ踊りたい」という濵田さんからの要望で組むことになったはまかみユニット。
振り付けは神ちゃんで、濵田さんとだから「やりたいこと全部詰め込めた」と言っていた、アクロもダンスも激しい一曲となっている。

衣装はドリボのような、ボクサー風の赤と青のローブで、ダンスの中にも随所にボクシング風の振りが見られた。
間奏でもガンガンアクロをしてるが、初っ端からアクロをかましてくるのが本当にかっこよくてかっこよくて。

そういえば、横アリの時は曲の最後の方でアクロして二人ともフードを被ちゃって、立ち上がって並んだ時に同時に、曲に合わせてそれをバサって外すのがめちゃくちゃかっこよくて、そこまで計算してアクロを…!?て思ってたんだけど、途中から何故かなくなってたから、たまたまだったのかなぁ?いやでも、横アリほぼそれだったから偶然とは思えないんだけどなぁ…。結局わからないまま終わってしまったから、真相を教えてください、神山さん。


14.Into Your Eyes(中間・藤井・小瀧)

淳太くん主作詞の(たぶん)不倫曲。
ツアー前に3人が曲の演出について「綺麗なエロさ」「大人エロ」と言っていたが、そこそこがっつりエロだったと思うよ。

初日、メンステ目の前のかなり近い席に入ったのだが、曲の途中で左手薬指の指輪を視認した時の衝撃たるや…。リアルに喉がヒュッて鳴った。とんでもないことしてくれたなって。

そうこうしてたら土足でベッドに上がるし、なんか自撮りしてるし、極め付けには盛大に脱ぎ始めるし(淳太くんのみ)、あのぷちぽにょだった腹筋が割れてるし(淳太くんのみ)、なんかもう色々…終わった後放心状態だったよ。

こればっかりはどの公演もほぼ淳太くんしか見ていなかったので、ツインの表現がそれぞれどんなものだったのかあまり覚えていないのだが、ほぼシャツをはだけさせない最年少小瀧くん、片乳くらいはサービスしてくれる流星くん、そしてドヤドヤで脱いでくれる最年長と、三者三様それぞれコンセプトも違って良かったと思いました。(作文)

シャツ全部脱ぐ部分については、淳太くんが「いやほんまにもうやってしまったと思ったね。初日シャツをはだける演出をしてしまったがために。やり続けるしかないじゃないですか。『なんであの公演だけ!?』ってなるのイヤじゃないですか。」と、5ヶ月間腹筋に予断を許さぬ状況に自らを追い込んでしまってちょっと後悔していたようだが、そう考えてくれるところも、ツアーの公演が間隔が空くとすぐ腹筋のスジが見えなくなっちゃうところも、全部引っくるめて大好きだよ、淳太くん。

まあこれについては散々ツイッターでも語ったのでこの辺で。


15.PARA!PARA!チャ〜ハン

IYEの流れで流星くんのパジャマから始まり、なにやらシリアスなBGMと共にシャワーシーンや着替えなどの映像が始まるが、途中から雲行きが怪しくなり、最後は照史くんがチャーハンを作り始めこの曲に繋がる構成は最高だった。誰がこの二曲を繋げられると思う!?すごいよ、ほんと。めっちゃ笑ったよ。

それぞれがおたまとフライパンを持ち、事前の振り付け動画でファンも完璧に踊る、新作のパラパラ。この時の中華風衣装が地味に好きだった。


16.ホルモン〜関西に伝わりしダイアモンド〜

出来上がったチャーハンを「いただきます」から始まるホルモン。曲の繋げ方が独特で「そうきたか!!」と思わず笑ってしまう。

横花に広がる立ち位置に行こうとする淳太くんを毎回邪魔する小瀧くんがとても可愛かった。


17.アカンLOVE〜純情愛やで〜

フリーダンスのところはほぼ同じような振りが多かった印象。ボンボンキュが始まると「やらんでいい!」と諭してくれるメンバーと、サングラスを取って客席を見るメンバーと、それぞれ色が出ていて面白かった。


18.バリハピ
19.人生は素晴らしい
20.逆転Winner
21.ジパング・おおきに大作戦

シングルでの盛り上げメドレー。
いつもWESTのスタトロといえばアンコールだったので、ここでスタトロ挟んでくるとは思わなくてビックリした。
ただ、おかげで、スタトロ回るメンバーが公演変わりではなく、ちゃんと全員回るようになったのはよかったなぁと。


〈inter〉

それぞれ映像とダンスを組み合わせた淳・照・神
ハット演出を取り入れたダンスの望
レーザーとダンスを組み合わせた濵重
そして流星くんのDJ

いかんせん堂本畑で育ったヲタク故、こういった照明や映像を駆使したダンスは大好物なのだが、特に目新しい演出がなかったのと、ちょっと間延びしていたような気がしたのが少しだけ残念だった。
ただ、ほんとこういう試みは大っっっ好きなので、まだまだ改善の余地ありで是非積極的に挑戦していってほしい!!!お願い!!!


22.Evoke

DJ.RYUSEIのツアー前半のDJプレイで「Until the time ends」からこの曲に繋がる流れが最高に好きだったんだけど、途中で変わっちゃったんだよなぁ。まあ『one chance』の音でクラップした方が曲に繋がる盛り上げ感がハマったのだと思うけど、ほんと好きだったんだよな〜(まだ言う)

作詞作曲振付まで神ちゃんの、ゴリゴリ曲。
ライブ終盤にまるまる一曲とんでもないダンスを踊り切るんだから、ジャニーズWESTは末恐ろしい。
意味わからんくらい細かい音とってたり、歌詞をなぞってたりする振付がめっちゃ好き。
そんなダンスを全力で踊るメンバーの気合もギラギラで最高だったし、とにかく「ジャニーズWEST強い」となる後半の見せ場。
それをメンバーである神ちゃんが作った曲が担うんだから、WESTの未来はとても明るい。ペッカペカに明るい。ありがとう、神山さん。


23.Baby Good!!!

美しいレーザーが空中を染め、曲が始まる。
アルバム当初ではガッツリ魅せてくるかと思っていたが、蓋を開けたら盛り上げ曲の立ち位置になっていたから驚いた。

この曲がかかると「あぁ…終わってしまう…」と毎度毎度めそめそしていた。

それにしても、あれだけハードな『Evoke』をフルで踊ったあとの曲を全員生歌でいくんだから、ほんっっっとWEST凄いよ、マジで…。


24.パリピポアンセム

終わりかと思いきや、最後にもうひと盛り上げ。途中全員アリーナでお立ち台だったので、若干スタンドが置いてけぼり感あった気もするなぁ。

「フェスティバル」というコンセプトの下、最後はガンガンに盛り上げて終わろう!という意図だとは思うが、本編最後の選曲に異常な執着がある私個人としては、少しだけ違和感があったかな。いや、分かるんだよ、意図は勿論。これは個人の趣味だからね、うん。


ハケ際は毎回、はまこた・しげりゅせ・ばどかみの組み合わせでカメラアピールをして行くのだが、それが毎度可愛くて可愛くて、最後まで笑顔で手を振って見送れるハケ方だった、かわいい。



EC1.考えるな、燃えろ!!

まさかのPV衣装で登場。アンコ頭にこれを持ってくるとは思わなかったが、OPのアイアイ同様、セトリに組み込むのがめちゃくちゃ難しい曲だと思うので、ここで正解だったのかもしれない。
たまにみんながふざけ倒したバージョンが見られるのも楽しみのひとつであった。


EC2.ギラギラブベイベー

なうぇすとからこの曲が残るとは思わなかったなぁ、好きだけど。


EC3.Ya!Hot!Hot!

少クラで一度披露した形がしっかり振り付いていたので、アンコ曲になったのがちょっと勿体ないな〜!じゃんけんの部分で毎公演遊ぶと思ってたから!まぁ、ツアー前半は、全力で踊る淳太くん、後半は濵田くんに釣られちゃう淳太くんが可愛かったからオールオッケー。

最後はOPで出てきたミラーボールに帰っていく仕様。こういう繋がりを意識してくれてるのとかめっちゃ好き。


WEC.ええじゃないか

地方の最後だけお決まりのWEC。グッズのパーカー着てるの可愛かった。だいたいフード被って登場する淳太くん、可愛かった。






〜総括〜

いつもは基本的に淳太くんが中心となってセトリを組むようだが、今回は小瀧くんが中心となったツアー。
淳太くんが得意とするセクションがハッキリと分けられ、その中に鮮やかで綺麗な流れを作るWESTらしい組み方も残しつつ、全体的に「そうきたか!」な挑戦的で上下の激しい、激動的な公演内容だった。
それは、WEST的にかなり刺激になっただろうし、新たな可能性と表現が大幅に広がるものであったろうし、最年少が魅せてくれた今回の【WESTival】は5周年に向けて、ジャニーズWESTとファンを、また一歩新たなステージへ連れて行ってくれる、そんな公演だったように思う。




そしてオーラス公演について。
まだまだ私はWESTを好きになって日が浅いので、オーラスに参加したのは今回が初めてであった。


本編のパラチャー。パラパラと踊っていると、センステで突然小瀧くんがピタリと踊るのを止め、呆然と立ち尽くしていた。
「小ボケかな?」と不思議に見ていると、メンバーが次々にメンステを振り返り、驚きの声を上げ始める。
それにつられてメンステを見ると、ステージの上には関ジュだけでなく、ものすごい数のスタッフさんがパラパラを踊っているではないか。
どうやら小瀧くんはそれを見て感極まってしまったようだ。
「すごい!」と思わず振りと歌を忘れ、口々に感動するメンバー。(と一人おたまを壊してオロオロする流星くん)客席からも歓声が上がった。

こういうのって、結構振りが曖昧だったりするじゃないですか。でも、ステージにいたスタッフさんは相当数にも関わらず、皆さんオタク並みにちゃんと踊れていて。

他にも、アンコで出てきた時に後ろのモニターに「ツアーお疲れ様」の文字を出したり、打ち込みレーザーでオーラスの為だけに「WESTival」と「奴」を描いてくれたり。

私たちが知ることが出来るサプライズはこれくらいだったが、メンバーがMCで話してくれたのは、サウンドチェックの時、いつも着ない人がツアーパーカーを着ていたり、メッセージを書いてくれていたり、カメラさんや照明さんが「泣いてしまうから」と小脇にティシュを抱え仕事をしていたり。


Jr.時代からお世話になってる方も、今回初めてついてくれた方も、沢山のスタッフさんがいるが「WESTだからやりたい」「WESTにつくのは楽しい」と、言ってくれる人が一人だけじゃない、何人もいるんだって、照史くんが嬉しそうに教えてくれた。


「ジャニーズWESTはスタッフに愛されている」


そう感じることは、過去のメイキングでも度々あったが、今回その「愛」を改めて目の当たりにした。


お付き合い上、裏方さんのお話を聞くこともあるが、WESTに関しては「テレビのまんま」「本当にいい子達」と、悪い話を聞いたことがない。

そんなWESTだから、きっと一緒に仕事をする方に愛されるんだろうなぁと。


だからこそ、WESTはステージの上からスタッフさんへの感謝を沢山伝える。これでもかってくらい沢山伝える。

多分、あれだけの関係を見せられたら、自分はまるで蚊帳の外だと感じるファンもいたかもしれない。

けれど「スタッフさんが『WESTだからやりたい』って言ってくれるのは、こうして盛り上がってくれるファンの皆さんのおかげ。みんながいてこそ。」と、躓きそうなファンの手を優しく引いてくれる照史くんは、本当に優しくて本当に出来た人だと思った。




WEC。重岡くんが「最後やから!」と煽り、メンバーに「声聞く為にイヤモニ外そうぜ!」と呼びかけ、「せーの!」に続いた客席の「ええじゃないかー!」の掛け声は、とんでもなく大きくて、メンバーも心底びっくりしていて、その姿にどうしようもなく嬉しくなってしまった。

こちらが歓声を上げれば、メンバーのテンションも上がり、メンバーが煽ればさらに客席が応えていく。

ジャニーズWESTのライブは重岡くんの言うように「熱と熱のぶつかり合い」で、メンバーとファン、互いが互いを引っ張り合って盛り上げ合って、そうして相乗効果でどこまででもいけるような、そんなライブだと、今回ツアーに参加してこの身を以って思い知った。

歌って踊って笑ってボケて、全力で楽しませてくれて、そして本人達が全力で楽しんでくれて。

それはまるでその身を燃やして輝く恒星のように、今生きているその一瞬一瞬に全てを出し切り、とてつもない光を私たちに魅せてくれる。


時に眩しくて直視出来ないほどに。


「今生きている」ことを実感できるまさに「(a)LIVE」、ジャニーズWESTのライブはそういう空間なんだと思った。



そうした日常ではない特別な時間が終わってしまうその最後にも、「明日から普通の日に戻るけど、幸せな瞬間があったこと忘れんなよ」と思い出を確かなものにしてくれて、「しんどいこともあるかもしらんけど、俺らも頑張るからみんなも頑張って、また一緒にライブしよう」とエールを送ってくれて、「悪いことは少なく、いいことばかりが起こりますように」と願ってくれる。


だからこそ、またここに来るために、毎日を頑張って生きていこうと素直に思える。

そうやってライブ中の数時間だけでなく、これから先の日々にも力をくれる、そんなジャニーズWESTのライブが私は大好きです。






ジャニーズWESTと今回のライブに関わった全ての方々、5ヶ月にも及ぶツアーお疲れ様でした。沢山の幸せをありがとうございました。
またこの幸せな時間に参加するために、明日からも頑張って生きていきますね。





…けど、やっぱりツアー終わるのは寂しすぎるからぁ!だから早く次の現場が決まりますようにいいいいい!!!!!!!うわーーーー!!!ブワーーーーしすぎたーーー!!!!あーーーーーーWEST大好きーーー!!!!うわーーーーーーー!!!!!!!!!