戦う君よ、世界を愛せるか。

自己泥酔でふらふらなオタク

楽しくなければ人生じゃないじゃん!〜【ジャニーズ WEST LIVE TOUR 2019 WESTV!】レポ感想〜




1/3の横浜アリーナを皮切りに全国8都市を巡る、全34公演のコンサートツアー【WESTV!】は、先日3/24の札幌にてその幕を閉じた。

これがね!もう本当にね!めちゃくちゃ楽しかった!一言で言えば楽しかったしかないんだよ!!!
とは言え、円盤になるのもまだまだ先であろうし、全曲振り返りをダラダラTwitterに垂れ流すわけにもいかないので、いつものごとく長文ブログだよ!やっほ!暇な時に読んでね!!!

ではいっきまーす!




今回ツアー【WESTV!】は、同名アルバムを引っ提げてのツアーだった。

今年の4/23でデビュー5周年を迎えるジャニーズWEST。その"5"をローマ数字にし、グループ名にくっつけて【WESTV!】と云うタイトルになったという。
タイトルの発案者は淳太くんで、パリピポの頃には既に考えていたものらしい。いやどんだけ気ぃ早いねん。好き。

そして言わずもがな、タイトルを見て分かる通り、コンセプトは"TV"
ドラマみたいなバラード、お笑い番組のような陽気ソング、果ては通販番組まで、まるでチャンネルを回すように、くるくると表情を変える、まさにWESTの真骨頂のようなアルバムだ。



そんなコンセプトに則って、オープニング映像はTV番組の裏方さんに扮したメンバー紹介から始まる。

('・ェ・`)→ディレクターさん(チャラい)
(θヮθ)→ADさん(女性)(小瀧Dの事が好き)
(´◇`)→大道具さん(違和感仕事しろ)
(б∀б)→メイクさん(女性)(違和感仕事しろ)
(`-´)→音声さん(アフロ)
(ノノ_☆)→プロデューサーさん(黒光りしてる)
(^ヮ^=)→カメラさん(絶対手元ブレてるだろ)

そんなスタッフ達が集まり、濵田ADがカチンコを鳴らすと収録が…いやライブが始まる。コンセプトに沿ったなんとも綺麗な始まり方だ。



1.スタートダッシュ

一曲目のイントロが流れ始めると、メインステージ上段に置かれたバルーンのテレビに、メンバーのシルエットが浮かび上がる。
この時に淳太くんはよく影遊びをしていた。(かわいい)
重岡くんがその公演ごとに違う、その時々のテンションで掛け声をかけると、特効と共にバルーンが破裂し、中からメンバーが登場。文字通りTVから飛び出してきたといった登場で、初めて生でジャニーズWESTを見た人たちには粋な演出だったのではないだろうか。

曲の後半照史くんパートは「世界へ向けスタートダッシュ」を「ジャスミン向けスタートダッシュ」に変えて歌うのだが、その直後にメンバーは縦花を駆けてセンステへと向かって行く。まさにジャスミンへ向けスタートダッシュしたわけだが、こういう細かい作り込みが本当に大好きだ〜!!



2.ええじゃないか

センステでメンバーがお決まりのポーズをとり、重岡くんくんが「せーの!」と叫ぶと、会場からは大きな「ええじゃないかー!」の声が返る。何度聴いても何度やっても、幸せで素敵な瞬間だと感じる。
ライブでほぼ毎回歌うデビュー曲、通常ならお手振りや煽りポジションばかりになるところだが、今回のええじゃないかはテレビ尺かつほぼ元のパフォーマンスそのままでの披露だった。もう、そういうとこ〜!大好き〜!
間奏のはまかみアクロ部分は、真面目にアクロバットする時もあれば、TT兄弟やですよ。など、お笑いネタをすることもあった。何が凄いって、その時のノリでどっちに転ぶか分からない神山くんの後、瞬時にそれに対応する濵田さんの瞬発力だ。ちなみにお笑いネタの時は、その後歌う淳太くんも、楽しそうに乗っかる事が多かった。(かわいい)



3.パーリパーリパリ -カタカナを叫べ-

バクステのメンバーにピンクの色ピンが当たると、曲に合わせたトロンボーンを吹く振りで始まる一曲。
タイトルの通り、歌詞カードのカタカナ部分はファンも歌うパートなのだが、初日か二日目のあたりで「この曲のみんなの声がすごくデカくてびっくりした!テンション上がった!」と、メンバーが嬉しそうに話していたのが印象的だ。

振りも割と簡単なもので、すぐ覚えられるのだが、メンバーが方々外周に散った後のパート「pizza半分こでアーン」からの部分はかなり個性が出ているようで、先日色んな担当が集まる場でその話をした時に「え!?○○くんそんなことしてたの!?」と互いに驚き合っていたのがとても面白かった。みんな、自担とピザ半分こすることしか考えてなかった。



挨拶

流星くんは去年から変わらずC&一文字R、照史くんは去年の後半でやっていたFooooooウェーブ、淳太くんはアリガトゴザイマァ⤴︎スにそれぞれハマっていた。
今回、次の曲への流れがあるので、いつもと挨拶順番が違い、重岡くんが最後だった。しかしBGMの長さが全員で決まっている為、テンション上がった重岡くんが勢いのままイエーーイと、普段なら終わらせる盛り上げをした後、まだ時間が余っていることに気付き、帳尻を合わせる為また話し始めることがあったのが可愛かった。



4.アカツキ

テンション高めの挨拶から一転、重岡くんが指をパチンと鳴らすと、モニターに映し出されるのは赤い月。サブモニターがこの赤月と、ステージの上の重岡くんの姿を重ねた構図で映しているのがとても美しかった。
Netflixオリジナルドラマ「宇宙をかけるよだか」の作中衣装で屋上に立つ神山くん、否、しろちゃんは、両手を広げ屋上から身を投げる。それをじっと見つめる重岡くん、否、火賀くん。よ、よだか〜〜〜!!!演出が最高すぎる〜〜〜!!!

そして流れ始める『アカツキ』のイントロ。メンバーはそれぞれ真っ赤な衣装に身を包んでいるのだが、唯一淳太くんだけジャケットがロング丈なのが最高にご褒美だった、アリガトゴザイマァ⤴︎ス!

このアカツキ、導入の素晴らしさもさる事ながら、照明演出がとても綺麗だった。
センステの上から降りてくるのは、縦長のLED照明(おそらく嵐さんがアユハピで使っていたものと同類だと思う)、そしてせり上がったセンステの側面にもLEDパネル、つまり上と下から光の演出が可能で『アカツキ』という幻想的な曲の雰囲気を創り出すのに一役も二役も買っていた。
あと、A1の一人ずつ短いソロを歌い繋いでいく部分、代わる代わる歌っている人にトップからパッとスポットを当てFOしていく、それもうめっちゃ私の好きなやつ〜!!しかもこの時ピンは当ててないから、影が色濃く映えて、楽曲のダークさをより引き立ててるの!あーもう天才!



5.Drift!!

アカツキ』の曲が終わり、余韻に浸る会場を『Drift!!』のイントロによって、悲鳴が切り裂く。
こちらは今回の神山くん振り付け楽曲。前回振り付けた『Evoke』のあまりの難しさに、メンバーがヒィヒィとなったので「前回よりは簡単にした!」らしいが、他メン曰く「全然難しいわ!」

個人的には神山くん振り付けでダントツ好きな振り。曲にちなんで、車を運転する仕草をモチーフにした振りが多いのだが、振り入れの際、淳太くんがふざけて「俺、左ハンドルやねんけどな〜(笑)」と言った冗談を「そっか!外車って左か!」と真面目に受け取り、その場で何箇所か振りが反転したそう。二人とも可愛い。

その左ハンドルがよくわかるのが、曲のアウトロ部分。車を止め、シートベルトを外す時に右の腰から外し、進行方向向かって左の扉から出て閉めるのだ。つ、作りが細か過ぎるぜ神山くん〜!最高かよ〜!!!

そしてこちらダンスだけでなく、毎回小瀧くんがCD音源と違って「全て転がしてく」でがなるのがめちゃくちゃ好きだった。私の中で「転がす小瀧くん」と呼んでいた。(使用例:今日も小瀧くん転がしてたね〜!)
あと、メンステ戻ったラスサビ「誰よりもSlipping like a skate.」を口元に手をあて歌う淳太くんが毎回美人すぎて困った。美人さん。



6.赤いマフラー

メンステに戻ってしっとりと。
去年シズマイ→何万回の流れに「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!」となったものだが、今回のこの流れは違和感なく、むしろ気持ちのいい流れだった。やはりジャニーズWESTはセトリの組み方が上手い。

曲中メインモニターには、手書きのカクカク動く簡易アニメーションが流れる。今回のライブのプロデューサーである流星くんが、照史くんに頼んで描いてもらったものだ。
初日の曲の終わりに「作:あきと」と映し出された時の会場のどよめきと、照史くんの嬉しそうな万歳が忘れられない。
これ、プロットから全部照史くんが作ったのかな?だとしたら「最後の言葉はまだ言えないけど」のところで、携帯に残った"ありがとう"の文字が夜空に浮いて、流れ星になって消える構成が最高に素敵だったので、全力で照史くんの才能をホメチギりたい。

あと、上記パートの主メロ照史くん、ハモり濵田さんの時、両端にいる二人が向かい合って歌っているのがすごく好きだった。



VTR

ザザッという音と共に、短めの映像が切り替わっていく。まるで本当にザッピングしているかのような作りだ。
必ず入っているメイン日替わりは、通販グッズ紹介とパンダだ。(パンダダ!)その他全力シリーズ(お酢そうめん・モノボケ・熱々Tシャツ・小ちゃいTシャツ・ぐるぐるバットからのビーチフラッグ・足つぼ・箱の中身はなんだろな等)
公演ごとに映像は変わり、数種類を混ぜこぜにしているので、かなりの回数を入らなければ全種コンプリートは出来ないと思われる。

今回のVTRは、去年改善点だな〜とちょっぴり思ったところを見事完璧に仕上げてきたなぁと思った。流石WEST、いや流石だわ。



星座コント

VTRの流れから、キャスター神山が今週の星座占いを振る。大体の星座は「大事なとこに行けないかも!」と書かれている酷くざっくりした占いだ。
最下位は乙女座、ラッキーアイテムはコテ。そして1位は天秤座!というわけで「やったー!また1位やー!」と喜びながら両手にお盆を持った淳太く…天秤座さんが登場。(かわいい)

そこから「オッケー!コント始まんのね!」と悟る。それにしてもこのコント、ほんっっとに面白かった!初日はお腹捩れるくらい笑った!

まず、夏生まれが5人もいましてなメンバーを逆手にとった星座という設定。まじ天才だなと思っていたら、その設定を提案したのは何を隠そう自担の淳太くんだった。あらやだ、やっぱり自担は天才。

割と台本が作り込まれているので、初見でアドリブ入れづらいだろうな〜と思ったが、後半慣れてくると、メンバーは隙あらばアドリブ差し込んできた。配役チェンジもぶっこんできた。最高に楽しかった。

なんと言っても、初日に『初恋』を歌い出した時の会場のどよめきは、ONE PIECEでよく出てくる「どよよっ!」と云うオノマトペはこういうことか思う程のどよめきだったし、私はもう涙が出るほど笑った。
それ以外にも随所に「あぁ同じもの(背中)を見て育ったんだなぁ」と感じる部分が多くて嬉しくなった。


WESTはツアーを進めながらも、改善出来るところはどんどん直していき、より良くより磨き上げたライブを作っていく印象がある。
殊更コントに関してはそれが顕著で、細かな台詞の修正がめちゃくちゃ多かった。最後の会場札幌でも「あれ?これこの前と台詞違う」となるところがあって、本当に最後の最後まで良いものを作ることに対して一切妥協しない、WESTの仕事人っぷりが堪能できた。

個人的には、最初の会場横浜ではまだ恥じらいを捨て切れていなかったのか、乙女座なのに全然女の子らしい動きや話し方をせず、Lionさんに抱きしめられた時も棒立ちだった重岡くんが、最後の方はルンルンでスカートをひらひらさせ、語尾にハートのついた話し方をし、Lionさんをひしと抱きしめ返すまでになったその成長にとても感動した。(成長…?感動…?)



07.粉もん

「乙女座のお嬢さんも助かったことやし、コテもあるさかいに、粉もんパーティーでもしよか!」という獅子舞さんのコテコテ関西弁で曲振り。

「ナニワんキスやん」で両手のお盆で投げちゅーする天秤座さんがとても可愛かった。
「それは小麦粉汁よ?人々はそれを知らないの」と人差し指を立てながら歌う乙女座ちゃん(赤)がとても可愛かった。

次がユニット曲なので、きりこたは名前のコールの後すぐにハケなければいけないのだが、この時の二人のガンダッシュと乙女座ちゃん(青)が乱暴にリボンのカチューシャをむしり取るのが面白くてついつい見てしまった。



08.月詠(照史くん・小瀧くん)

流れ始めるイントロに、ステージがアンバーとピンクに染まる。

メンステの上の方に出現した障子に、二人のシルエットが交互に映し出され、それぞれ自分のパートで障子を開け登場。黒のタンクとボンタンの上に和柄の羽織物、腰を見ると…帯刀しとるやんけ〜!!

一方がパートを歌った後、ふわっと手をかざすと、メインメニターを桜が舞い抜け、もう一方のパートに移る、細かい演出も凝ってる〜!!
移動のため、最初のサビに振りがついていないのが少し残念だったが、まあそれもこの後の演出を盛り上げるいい助走になっていたと思う。

中央にて向かい合う二人、ここで照史くんが「かかって来ぃや」みたいに手でチョイチョイと小瀧くんを挑発するのがめちゃくちゃ好きだった。
そしてその二人を隠すように上から紗幕が降りてくる。ここで振りかぶせだと…!?
紗幕に映し出された影が刀を抜くと、そのシルエットのまま殺陣が始まる。
レーザーのピンクがまるで桜吹雪のように舞い、刀が交じるところには別のレーザーエフェクトと効果音が鳴る。なんっっっって素晴らしい演出…。
ちなみにこれ、メンステにかなり近い席だと、紗幕の裏、つまり殺陣をしている二人の姿を見ることが出来るのでとてもお得感。最初はサブモニターにもその映像が映っていたはずだが、後半会場ではなくなっていたのが不思議だった。

そして間奏の終わりと共にシルエットが刀を振り抜くと、紗幕が斬り落とされる。どこまでも最高の演出〜!!
そもそもこの短い間奏の為だけに・シルエットでの殺陣の為に、振り落としするってすごく贅沢。振り落としはインパクトあるけど、引っかかって幕がハケきれなかったりする可能性が高い、結構リスキーな演出だからだ。まあ、もしかしたら今の最新鋭の技術ではそうじゃないのかもしらんけど。


オチサビを歌いながらジリジリと間合いをはかり、一呼吸、再び斬り合う。この時に二人の剣筋をなぞるように、後ろのモニターで桜の花弁が軌道を描くのも最高に厨二心をくすぐられる演出だった。
その後、刀を交わらせながら歌うところは、公演によっても少し違ったりするが、照史くんは相手を、小瀧くんはカメラを睨みつけていたのがまたすごく良かった。

そしてラスサビは刀を抜いたまま踊るのだが、この時の二人の振りは左右対象、つまり正真正銘シンメの振りになっているのだ。なので、小瀧くんはこの時刀を左手に握っている…もうやめて…!!2次元を通ってきたオタクのライフはもうゼロよ…!!

と叫んだところで、怒涛止まらず。
刀を弾かれた照史くんは、素手で小瀧くんの柄の部分を止め刀を放らせる…好き…。
よっしゃこっからステゴロやな!!…とはまあならず、おもむろに羽織を脱ぎ始める二人。
そうして、ステージの端に立ったと思えば、そのまま台宙…!え〜ちょっと待って〜!詰め込みすぎだよ〜!勘弁してよ、気持ちが追いつかないよ〜!

ちなみにこの台宙、照史くんは経験者だが、小瀧くんは台宙どころか、バク宙バク転もしたことがなかったという。それでも「ライブの中で、どこか一つは緊張感ある所を作りたい」との思いから、今回台宙を提案したのだ。なんっっってストイックな最年少…!

と、長くなってしまったが、御察しの通り、今回のユニ曲で一番好きな演出でした。



09.僕らの軌跡〜ジャニーズWEST列島縦断〜

刹那暗転、バクステには濵田さんと淳太くんが登場し、冒頭の台詞を言い始める。たまに神山くんが混ざりにくるのが可愛かった。

曲の愉快さに隠れがちだが、この曲もアレンジは和風なので『月詠人』からの流れが非常に綺麗だ。ユニ曲をまとめて1ブロックに放り込まず、違和感なくセトリに組み込む、大好きなWESTのセトリの組み方だ。
そしてこの時の衣装がめちゃくちゃ可愛い…!ほんと好き!ちなみに、全員帯の結び方が違ったようなので、知りたい人は調べてみてください、私の友人が詳しく再現してくれてます。

曲の間奏、音源とは違う和太鼓が鳴ると、みなおもむろに三味線を手に取り、真剣な顔でそれを構える。
…がそこはジャニーズWEST、そのまま真面目な顔で三味線を置き踊り出す。
一人弾く気だった淳太くんは真ん中で「えぇ…弾かんの…?めっちゃ踊ってるし…よし、ここやな!ここやな!」と、再び三味線を手に取ったメンバーを期待の眼差しで見るが、まあ勿論弾くわけもなく。
「いや弾かへんのかい!!!!!」という渾身のツッコミが炸裂したところで、曲の再開に合わせて全員が凛々しい顔で正面を向くのがめちゃくちゃ面白かった、こっち見んなし。
その後歌いながら「なんなんこれぇ…」みたいな顔して首をこてんとする淳太くんがスーパーウルトラメガトン級に可愛かった、保護。



10.ズンドコ パラダイス
11.プリンシパルの君へ
12.Ya!Hot!Hot!
13.バンバンッ!!

お手振り曲メドレー。曲数で書くと多そうに見えるが、それぞれ短かったので特に気にならなかった。
去年のお手振り曲中が、間延びしていたというか、ボーッとする時間が多かった印象だったのだが、今回は全くそれがなかったのでめちゃくちゃ楽しかった。


MC

14.ホメチギリスト

横浜ではバックがついていない関係で『ホメチギリスト』とMCの順番が逆だった。
この曲ほんっっっと大好き!一番最初に解禁されたのはラジオで、それを聴いた時はいまいちピンと来なかったのだが、生で見たら一発で大好きになった。CD買ってフルで聴いて更に好きになった。

MC前の和風衣装で披露するのだが、これがもうめちゃくちゃ可愛くて!MVの法被衣装もいいが、私は断然ライブ衣装が好き!特に淳太くんは、MVの本気女装淳子さんより、どう考えてもライブ和風衣装通常運転淳太くんの方が可愛かった。

また間奏の一人ずつホメチギるところは、最初その地方に掛けた褒め方をしていたのだが、反応がイマイチだったこともあり、普通に褒める方向にすぐ変えていったのは流石だと思った。ちなみに濵田さんの褒め方が細かく女心を突いてくるもので、毎回ギャンとなっていた。


Jr.コーナー

15.間違っちゃいない(重岡くん・濵田くん・神山くん)

この曲をするにあたって「色々あったなぁ…ほんまに」と、札幌公演でしみじみ噛み締めて呟いた重岡くんが、焼き付いて離れない。
この曲の制作過程に関しては、各所で話しているので(一番分かりやすいのはパンフレット)割愛するとして。
重岡くんがキーボード、濵田さんがアコースティックギター、神山くんがカホンやスプラッシュ、ウィンドチャイムといった打楽器での生セッション。その場その瞬間でしか生まれないものを、とても大切にしてるパフォーマンスだった。

あとこれは横浜だけだったんだけど、曲の後半、次の曲のためにベンチにマネキン乗っけて運び込み、座らせて髪の毛を整えてあげてるスタッフさんの姿を発見してから、それが気になって気になってしゃあなかった…。



16.ONI-CHAN(淳太くん・流星くん)

二人がお酒を飲みながら「語彙力を全部殺して書いた」一曲。
そんな歌詞の内容で、ピンクのザ・アイドル王子様衣装を着ているチグハグ具合が最高に面白い。

妹ちゃん(横浜ではマネキン、それ以外は関ジュくん)に、歌詞通りのアプローチをしているのだが、最終日にアーンするではなく、顔面プリンした淳太くんにはめちゃくちゃ笑った。

あと、Dメロの淳太くん「りゅう兄もやるな…」のところで、前髪で片目が隠れることが多くて、本人お望みの厨二感めっちゃ出てた。BLEACHかと思った。



17.100% I Love You

ピリリリリ「You've got mail!」と『ONI-CHAN』を歌い終わった二人のスマホが鳴り響く。
それを取り出し確認すると、ガッツポーズで喜んでハイタッチ。この流れだとどう考えても妹からのメールとしか思えなくて笑う。

そしてメンバーが同じ色の王子様衣装でスマホ片手に登場する。持ってるスマホはどう見てもi●honeだが、後ろの林檎部分がハートになっていたのがなんとも可愛らしかった。

今回ジャニーズWEST流石だなぁと強く感じた一因がこの曲だった。

『100% I Love You』は2年以上も前のシングルのカップリング曲で、以前にも何度かライブで披露されている。
そんな曲に新しく振りをつけるだけでなく、スマホという小道具、SNOWのようなモニター遊び、そしてギターから炭ガスと、これでもかと新しい要素を詰め込んで披露してきたのだ。え?そんなことある?え?流石すぎじゃない?

ライブの作り方や発言から、WESTは楽曲をとても大切にしている印象を持っているのだが、それを再確認することになった。はぁもうほんと好き。



18.愛の奴隷

『100% I Love You』の最後にぶっ放した炭ガスに紛れ、別の場所から放たれたスモークがモクモクとセンターステージを覆う。
けたたましくサイレンが鳴り響く中、前半のVTR中に登場したキャスター神山が「コンサートの途中ですがここで臨時ニュースです」と速報原稿を読み上げる。

するとセンステ付近からとてつもない悲鳴が上がった。キャスター神山は「不審な格好をした7人組が」と言っていたが、どういうことだ?んん?
訳の分からぬまま徐々にスモークが晴れ、良好になった視界に現れたのは…西川のアニキだった。(違う)

今後「好きなWESTの衣装は?」と問われた時、私は正直これを挙げるのを我慢出来る自信がない。むしろ嬉々としてこの衣装を挙げるであろう。断っておくが、私の嗜好は別に普通だ、決してアレではない。

序盤の『アカツキ』で幻想的な雰囲気を作っていた縦長LEDが、檻のようにぐるりとメンバーを囲んでいる。いや、振り幅…


この曲はWEST恒例、事前振付動画があった。振付講座ではラスサビの部分を教えてくれたが、最初のサビもどうせ同じだろうと、混乱する自分をどうどう制しつつ、いざ!と踊り始めたら、メンバーは違う振りを踊っていた。めっちゃ笑った、違うんかい。
まあその後のご飯会で「あれは1サビは踊らずに双眼鏡ガン見タイムでいいよ!っていうWESTさんたちの優しさだ」という結論に至った。WESTがWESTなら、ファンもファンである。

でもごめんね…私ここの淳太くんを見ることに全血液注いでいたから、1回しか踊ってないんだ…ごめんね…でも淳太くんがあまりにも魅力的なのがいけないんだよ…

この曲の感想を綴ろうとすると、自分の中のアカン警察が「アカーーーン!」とすぐ逮捕しにくるので、これ以上はやめておきます。生身で会った時にでも聞いてやってくれださい。



19.アカンLOVE ~純情愛やで~

愛の奴隷』が終わると、それぞれ衣装の腰の部分からヘンテコサングラスをいそいそと取り出す。いやそれなんて言うo……あぁごめんなさい、私の中のアカン警察がちょっと来るの遅かったです、よかった間に合って。

曲終わりの暗転した中、腕のバンドを乱暴に外し、胸元のファスナーを下ろしながらハケていく淳太くんを見られるのがご褒美でした。淳太くんってよく脱ぎながらハケてくよね、サービス?

モニターには某痔のお薬みたいな静止画構成で「お騒がせしてスミマセンでした┏●」と全員頭を下げつつ、次の瞬間には「あぁ〜いのどぅれぃ!」とポージングを決める、全く反省の様子が見られないWESTさんたちが。最後の一瞬まで面白く、そのこだわりっぷりよ。



VTR

一転、外国人の男女がいるパーティーのような場所で、フォーマルな格好をしたWESTがグラス片手に乾杯する映像が流れ始める。爆イケハイカースト集団WEST様のお出ましだ。(先ほどの変態たちはいずこ…?)

私の中であの映像には細かいストーリーがあって。男性が全員バラを持っていて、それをパーティーが終わるまでに、一人の女性に渡すっていう設定。映像の中のWESTさんは役者で本人だと思っていないので、ここからは少々の妄言にお付き合いください。

まずは流星くん。スタンダード。普通に気に入った女の子に声をかけてスマートにバラを渡す。顔がいい。

淳太くん。主催者側兼参加者。プールサイドに呼びつけて「なんで呼ばれたか分かってるやろ?」とか言いながらバラ渡してくる。

神山くん。今回映像優勝者。恥ずかしくてダンスの輪に入れないところを見つけ出して「おいで?」と手を引いてくれる。くるりと回りながら「ほら、楽しいやろ?」って。好き。

小瀧くん。ターゲットは年上女性。「電球ソーダって知ってます?」と若者の流行りを持ってくるので『バカにしてるでしょ』とふてくされると「ウソウソ、こういうんが好きなんですよね?」と雰囲気たっぷりにバラを渡してくる。

濵田さん。映像の中の笑顔が貼り付けたようなのと、一人だけバラが逆さに映るので、バラを渡された相手はこの後解体される、バラだけに。ダジャレに逃げちゃったけど、めっちゃ好きな設定。

照史くん。V.I.Pルームに呼ばれる。え、そうV.I.P ソファでBaby 二人きりだからちょっと大胆にじゃん。でも彼きっと、毎回違う女の子呼んでる、かなしいたけ。

重岡くん。空気に馴染めず少し会場から離れて夜風に当たっていると「俺も苦手やねん、こういうん」とナチュラルに隣にきてくれて、他愛もない話で盛り上がる。好き。

…と、散々みんなに優しく誘われるんだけど、最後に全員集まっている図があまりに強すぎるので、多分あの人たち詐欺グループで、ちょっと優しくされて勘違いした私はまんまと破産まで追い込まれるんだ…ハハハ



20.YSSB

そんな私の妄想をかき消すようにプツンと画面が切れると、モニターには毒々しい色彩で書かれたタイトルが映し出され、ステージには全員同型軍服衣装を見に纏ったWESTが横一列に並ぶ。つ、強すぎる…。

WESTのEDMにしては(これでも)踊っていない方だが、お陰かほぼ生「You're so sexy baby」が聴けたのがとても良かった。し、ここで全員の「You're so sexy baby」を披露する為、フルコーラス歌うという判断を下したジャニーズWESTには本当に信頼しかない。

本人達のパフォーマンスだけで充分強すぎるが、それをさらに引き立てるのが飛び交うレーザーだ。
以前から、WESTはアリーナ規模にしてはレーザーの台数が異常に多いと主張しているのだが、確認できるだけで【なうぇすと】では本チャン10台【WESTival】では本8台サブ6台だったものが、今回は多分本14台だったのだから、もう本当に強い。全てを焼き尽くす。ビュンビュンだ。WESTのライティングの凄さは、もっとスポットを当てられるべきだ、照明だけに。\山田くん座布団全部持ってってー!/



21.傷だらけの愛

アニメキャプ翼のOP曲だが、キャプ翼ファンの子供が見たら泣いてしまうかもしれない。かっこいいお兄さん達が軍服風衣装着て妖艶に力強く踊ってる、そのあまりのイメージとの違いに。



22.We are WEST!!!!!!!

神山くんの作詞作曲第二弾。
出だしの名前やイニシャルコール、随所で任されたファンパートは、ちゃんと歌詞をモニターに出してくれる、しかもちょっと早めに出るのでうろ覚えでも乗り遅れない、なんて手厚いサポートなんだ、ジャニーズWEST

最初にアルバムを聴いた時は「これOPかな〜」なんて思っていたのだが、とんだ間違いだった。この位置が大正解すぎて、改めてWESTのセトリの組み方の美しさに完全降伏宣言だ。

オープニングからここまでずっと「楽しい!ライブ楽しい!好き!楽しい!WEST好き!」と止め処なく溢れていた想いが、最高潮に達したまさにその瞬間に「やばい めっちゃ楽しい↑↑」と全力で叫ぶことが出来るのだ。
え、そんなことある?ライブで自分勝手に叫ぶ輩は大嫌いなのだが、思いの丈を叫んでも許される、むしろ求められてるなんてこと、ある?え、最高じゃない?

初日にこの言葉を叫んだ瞬間、ちょっと泣きそうになった。
ファンが「楽しい!」と叫ぶ、その言葉をとても嬉しそうに受け止めて「弾ける笑顔花丸100点満点さ」と褒めてくれる。なんて素敵な空間なんだ。こんな幸せな瞬間があっていいものなのか、と。

必ずファンにこの言葉を心の底から言わせる、そんなライブをするという覚悟からこの位置にしたWESTの自信と、それに応えるファンとの揺るぎない信頼関係が、この最高のクライマックスを作り上げたのだと思う。つくづく、ジャニーズWESTのライブは最高だと思った。



23.青空願ってまた明日

最後はしっとり爽やかに。
この曲を歌うみんながいい表情してんだ、ほんとに。
特に最後、モニターの澄み切った青空をバックに屈託なく笑う重岡くんがとても綺麗で、美してくて、印象的だった。


最後の挨拶はどうやら完全ランダムだったようだ。
その後、ステージが下がって行く中、小瀧くんが「しげ!しげ!」と促し、重岡くんが一言何か言って、姿の見えなくなった全員で「おい、しげ〜!」と言うのが一番お決まりのハケパターンだった。



24.OH LA LA
25.人生は素晴らしい
26.ラッキィスペシャ

アンコール。
最後の『ラッキィスペシャル』は曲の終わりが「おーしまい」で終わるのだが、それに掛けて終わるのがまた何とも粋だ。

更に曲が終わった後、カチンコを二回鳴らして「カットー!」の声がかかると、メンバーはお疲れ〜といった感じで、客席に手を振りながらハケていく。

最初の映像でカチンコを鳴らして始まったライブは、カチンコを鳴らして終わる。
コンセプトに沿った、なんとも美しい流れだ。

個人的に【ラッキィ(略)7】の、スロットが揃ってコイン柄の衣装を着たWESTが出てきて、最後は金のカードが舞う中『マ・ル・モ・ウ・ケ』で締める流れがとても好きだったのだが、それに匹敵する美しい終わり方だった。




あーーー!楽しかった!本当に楽しいツアーだった!!!
これぞジャニーズWESTというセトリの組み方、一曲一曲の表現に対するこだわり、何よりもファンを楽しませる為に全身全霊をかけてステージ立つその姿。


私はジャニーズWESTのライブが本当に大好きだと、改めて感じたツアーだった。






今回「楽しくなければ人生じゃないじゃん!」と記事タイトルを付けたが、それは某TVのキャッチフレーズを借りたのがひとつと、もうひとつ理由がある。

のだが、ここまでで1万5千字弱の大ボリュームになってしまったので、それはまた後日、全てが終わってからまとめようと思うので、その際はまたお付き合いください。


ジャニーズWEST、ファン、スタッフさん、【WESTV!】を作り上げた全ての人たち、お疲れ様でした!!!!ありがとう!!!大好きです!!!!